裏島太郎

裏島太郎

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :5:2
総セリフ数 115
製作日 2010/4/21〜2010/4/21
概要説明  海岸の砂浜でどМ根性を発揮していた亀らしき物体を助けた浦島太郎。
お礼にと竜宮城に招待されるのだが、どうにも歓迎されていない様子。
いやがらせ合戦の開始。だぜ
利用にあたって 利用規約
目安時間 6分程度   【〜10分】
登場キャラ セリフ数 性別 備考
浦島太郎
(うらしまたろう)
41 弱い物を助ける慈愛と正義感に満ちた青年。
32 亀に見える自称河童。ドМが開花した。ガチホモという噂も。
たい子 6 竜宮城で働く女中。可愛いふりして実は乙姫の座を狙っている。
乙姫
(おとひめ)
17 竜宮城を治める女帝。口も態度も悪いけど、残念ながら美人…
一郎 7 亀をいじめる若者
二郎 7 亀をいじめる若者
三郎 7 亀をいじめる若者






【海岸の砂浜】(三人の若者に囲まれ、緑色の亀(?)がうずくまる)

001 一郎 「オラッ」(甲羅蹴る)
002 「ひぃっ」
003 二郎 「トロいんだよ、カメッ」(脇腹蹴る)
004 「あぅっ」
005 三郎 「愚図ッ、ノロマッ」(踏みつける)
006 浦島 「♪〜メンピン一発ウラウラ〜浦島太郎」(歌いながら散歩中)
007 一郎 「オラオラッ」
008 二郎 「うりゃっ」
009 浦島 「む…なんだ、あれは!いじめられているのかっ」(集団を発見)
010 三郎 「おら、帰れよっ、帰れ帰れっ」
011 「ひぃ、もうやめてー」(男たちの足にすがりつきながら)
012 浦島 「いじめカッコ悪い。許さんぞっ」(落ちていた木の棒拾って走り出す)
013 二郎 「俺のターンッ、俺のターンッ…俺の…」
014 「やめて〜カメのライフはとっくにゼロよー」
015 一郎 「即効魔法発動ッ!」(蹴り顔面直撃)
016 浦島 「コラッ、お前たちっ」(駆けつける)
017 「痛い、痛いっ……ぁっ。なんだか気持ちよく…」(危ない声を発し始める)
018 三郎 「キモッ!!ざけんなっ」(一瞬呆然とするが再び開始)
019 「あぅっ…あぅっ…」(微妙に喜んでいる)
020 浦島 「…氏ネッ、下衆がっ」(木の棒で亀殴りつける)
021 「あぅっ…イイッ!!イイッ!!」(快感顔)
022 二郎 「うわ…ヤバいよ…」
023 三郎 「ヤバイヤバイ…」
024 一郎 「キモさ、ハンパネェ…」
025 「もっと…もっと、蹴ってぇ」(よだれ垂らしながら喜ぶ)
026 三郎 「キモイぞ…マジで」(ドン引き)
027 二郎 「キモイ…というか、恐くなってきた…」
028 一郎 「うわ…うわぁぁぁぁぁぁっママァァァンッ」(転びそうになりながら逃げだす)
029 「あふっ…あはっ……あれ?やめちゃうんですか?」(悶えから急に真顔に戻る)
030 浦島 「野郎が悶えていてもキショいんだよっ」(甲羅蹴り、ひっくり返す)
031 「…ぽっ」(両手で頬押さえて顔赤らめる)
032 浦島 「ぽっじゃねぇっ、頬染めんなっ」
033 「助けてくれてありがとうございました」
034 浦島 「助…けたのか?あれ」
035 「お礼に、竜宮城に案内しますよ」
036 浦島 「竜宮城?」
037 「海の楽園、乙姫様の治める国です」
038 浦島 「海の楽園ねぇ…」
039 「ご案内しますよ。乙姫様は絶世の美女でして」
040 浦島 「絶世の美女っ!?」
041 「そりゃもう、何の…美女揃い」
042 浦島 「やべぇなっ」(興奮気味)
043 「こっちです」
044 浦島 「ところでさ…お前」
045 「はい?」(振り返る)
046 浦島 「本当にカメ?」
047 「いやだなぁ、河童(カッパ)ですよ」
048 浦島 「河童!?」



【竜宮城】(乙姫のいる座)

049 「乙姫様―、命の恩人を連れてきました」(スキップしながら)
050 乙姫 「は?命の恩人?」
051 浦島 「あ…ども、浦島太郎です…」(遠慮がちに挨拶)
052 乙姫 「なに?カッパのくせに海で泳ごうとして溺れたの?」
053 「まぁ…」
054 乙姫 「そのまま溺死すればよかったのに」
055 浦島 「声デカッ」(ノリ突っ込み)
056 「客人連れてきたんで宴会を」
057 乙姫 「はぁ?何で宴なんか開かないといけないの」
058 たい子 「あの、乙姫様。お客様にはそれなりのもてなしをしませんと…」
059 乙姫 「わかったわよ…ほら、はい。宴。勝手にやって」(丸投げふんぞり返る)
060 浦島 『えぇぇぇぇー』
061 たい子 「え、ちょっと、乙姫様」
062 乙姫 「あ…昨日の残りあったよね、あれチンしといて」
063 浦島 「え…昨日の残り?チン?」
064 「浦島さん、存分に楽しんでいって下さいね」
065 浦島 「いや、無理。楽しめる気がしない」(即答)
066 乙姫 「ほら、たい子。踊って、つまんないから。…私が」
067 浦島 「あんたかいっ」(ノリ突っ込み)
068 たい子 「え…私ですか?」
069 乙姫 「たいのあなたが踊れば、めでたい」
070 たい子 「おめでたいのは乙姫だろうが」(声低く呟く)
071 乙姫 「今何て言ったの?」
072 たい子 「え…踊ります、踊ります」(慌ててひきつった笑顔)
073 「たい子さんはひそかに乙姫様の座を狙ってるんで」
074 浦島 「そんな裏事情知りたくないっ」
075 乙姫 「あはは、面白い面白い」(たい子見て爆笑)
076 浦島 「めでたいのは乙姫様の頭だな…」
077 「あー、乙姫様の悪口言ってるー」(浦島指さしニヤニヤ)
078 浦島 「はっ?」
079 乙姫 「あ、んだとっカメッ」(亀を睨みつける)
080 浦島 「というか、踊りはもういいですよ…なんか死にたいって顔してるんで」
081 乙姫 「あ、そう。たい子ー、あっちでハネてて」
082 浦島 「とても楽園には見えないんだけど…」(乙姫見て呟く)
083 乙姫 「チッ、カメも使えねぇな。女は奴隷にできるってのに、野郎は役立たずじゃん」
084 浦島 「なんか恐ろしいことさらっと言ってる…」
085 乙姫 「家出したとかいうから喜んでたらなんか変なの連れて帰ってくるし…」
086 浦島 「歓迎されていないことはよくわかった…てか、デカイな独り言」(撤退の構え)
087 「あれ、浦島さん帰っちゃうんですか?」(帰りかける浦島に気づく)
088 浦島 「あ、あぁ。なんか急な用事を思い出して…」
089 乙姫 「あ、帰ります?それじゃそこのガチホモ持って行ってください」
090 浦島 「何っ!?」
091 乙姫 「私たちいらないんで」
092 浦島 「見事に隠さず本音を言ったなぁ、おい」
093 「乙姫様、見捨てちゃうんですか」(腰くねくねしながら)
094 乙姫 「うるせー話しかけるな、緑に染まるだろうが、葉緑体!」
095 浦島 「今のうちに…」(そそくさ撤退)



【海岸の砂浜】(全力で逃走)

096 浦島 「はぁ…えらい目にあった…」
097 一郎 「亀のおっさんだー」
098 浦島 「だーれが亀のおっさんだー!!」
099 二郎 「ぎゃーす」(両手を挙げて逃げる)
100 浦島 「亀なんて助けるんじゃなかった…」
101 三郎 「亀と浦島はホモダチー」
102 一郎 「ホモダチー」
103 浦島 「だーれがホモダチだーっ」
104 二郎 「ぎゃーす」(両手を挙げて逃げる)
105 「あ、浦島さん。玉手箱忘れてますよ」
106 浦島 「は?うぉっ!?いつの間にっ」
107 「なんか、たい子さんが爆笑しながら開けたら終わりっとか言ってたんですけどー」
108 浦島 「玉手箱……年が封印されていて開けると封印していた歳月がふりかかるとか…」
109 「あ…開けちゃいました。てへっ」(玉手箱オープン)
110 浦島 「ざけんなっ」(亀の頭の皿割る)
111 「あ…」
112 浦島 「あ…」
113 「……パリン?」
114 浦島 「中身ドライアイスかいっ」
115 「終われっ…色々と」






作者のツブヤキ
 浦島太郎伝説。竹取物語に続いて有名な日本昔話を題材にしてみました。
さてさて、なんだかよくまとまりのない作品になってしまったわけなんだが…。
亀というか、河童、キモいな。どМっぷりが。
ちなみにМって言われるけど、Sです。いじめるの好きです。
からかうの好きです。やられるのは嫌いです。
だからいじめないでください。お願いします。

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