シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♂:1♀:1 |
総セリフ数 | 78 |
製作日 | 2010/1/14〜2010/1/23 |
概要説明 | 創作系のサイトで知り合った二人。しんは作品を作りたくて企画を考える。 演劇をしたい、そんなことを言っていた桃華に丁度いい企画。そこで思いついたのが、ボイスドラマ企画。 桃華にそのことを話してみよう。 |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 | 4分半程度 【〜5分】 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
神社 しん (かみやしろ しん) |
39 | ♂ | 創作好きの男。ギャップが好きでリアルでもギャップを追求している |
宮下 桃華 (みやした とうか) |
39 | ♀ | 武士好きのちょっとマニアックな女の子。最近同人サークルを立ち上げるか迷っている |
001 | しん | 「あのさ…俺、ボイスドラマを作ってみようと思うんだ」 |
002 | 桃華 | 「ほう…」 |
003 | しん | 「うん」 |
004 | 桃華 | 「……」 |
005 | しん | 「いや、はーんとかふーんとかリアクションないの!?」 |
006 | 桃華 | 「あぁ、だから『ほう…』と言ってあげただろ」 |
007 | しん | 「言ってあげた!?」 |
008 | 桃華 | 「…で?ボイスドラマって何だ?」 |
009 | しん | 「そこから!?…んー、ググれ」 |
010 | 桃華 | 「私に調べさせるとまた戦国武将を調べるぞ」 |
011 | しん | 「どんな脅し文句だよっ。あーはいはいわかりました、説明しますよ」 |
012 | 桃華 | 「素直でよろしい」 |
013 | しん | 「なんかムカつくな、ぉぃ」 |
014 | 桃華 | 「で、ヴォイスドラマとやらは?」 |
015 | しん | 「なんか発音いいな!…んー、映像のないアニメみたいな感じかな」 |
016 | 桃華 | 「そんなの、もはやアニメではないっ」 |
017 | しん | 「いや、だからアニメじゃないんだって。声だけでドラマ作られてるって言うか…」 |
018 | 桃華 | 「声だけで物語?」 |
019 | しん | 「そう、ラジオドラマ…ドラマCD!それなら聞いたことあるんじゃないか?」 |
020 | 桃華 | 「んー…あんあん言ってる妖しいやつか」 |
021 | しん | 「何で18禁の方を想像するんだよっ」 |
022 | 桃華 | 「いや、この前お店に行ったら流れていた」 |
023 | しん | 「いやな店だな…というかどういう店だよっ」 |
024 | 桃華 | 「いや…その…あの…」(恥ずかしそうに) |
025 | しん | 「…え…桃華さんってもしかして、大人のショップに…?」(妄想して赤面しながら) |
026 | 桃華 | 「同人ショップだ…その…いや、別に18禁コーナーに入ったわけじゃなくてだな…ただたまたま聞こえてきたというか…」(『いや〜』慌てて早口) |
027 | しん | 「あ、あぁ…なるほど…」(圧倒される) |
028 | 桃華 | 「う、うん。何を作りたいか分かった」 |
029 | しん | 「何か勘違いされてそうだな…普通のとかもちゃんとあるからな。例えばアニメのとか」 |
030 | 桃華 | 「あぁ、アニメとかでの番外編がCDになってるやつか」 |
031 | しん | 「そう。そういうのを作りたいわけさ」 |
032 | 桃華 | 「しかし何でまた…」 |
033 | しん | 「文字として書き起こされた作品に声を吹き込むと、より動きが出てきて生き生きとしてくるというか…」 |
034 | 桃華 | 「ふむふむ…」 |
035 | しん | 「それにそのさ…声優志望なんでしょ?」 |
036 | 桃華 | 「こじつけの理由で無理やり参加させるのはよくないぞ」 |
037 | しん | 「いや、別に出たくないならいいんだよ?出なくても」 |
038 | 桃華 | 「いやっ、まだ出ないとは…」 |
039 | しん | 「じゃ、やってくれるんだね?」 |
040 | 桃華 | 『あれ…?なんか立場逆転してる…』 |
041 | しん | 「なんも変なのをやらせようってわけじゃないからさ」 |
042 | 桃華 | 「もちろん主役なんだろうなっ」 |
043 | しん | 「へ?」 |
044 | 桃華 | 「頼むくらいならそれくらいじゃないとな」 |
045 | しん | 「いや…まだ台本も決めてなくて…」 |
046 | 桃華 | 「これだからしん坊は…」 |
047 | しん | 「何?そのしん坊って」 |
048 | 桃華 | 「名前がしんってのと坊を合わせてしんぼうとかけてみた」 |
049 | しん | 「いや、だから坊はどっからきたのさ」 |
050 | 桃華 | 「どこからって、そりゃ地面からにょきにょきだろう」 |
051 | しん | 「生えてくる物なのっ!?」 |
052 | 桃華 | 「というわけで、有言実行。台本を探すぞ」 |
053 | しん | 「桃華さんのキャラ的に何がいいかなぁ…」 |
054 | 桃華 | 「ほんわかほのぼの系なんかどうだ?」 |
055 | しん | 「女新選組とかいいかも」 |
056 | 桃華 | 「何でそうなるかなぁ…」(小さく呟く) |
057 | しん | 「でもなぁ…」 |
058 | 桃華 | 『たまには可愛い女の子とかやってみたいのに…』 |
059 | しん | 「あのさ、桃華さん」 |
060 | 桃華 | 「あひゃっ!?はいっ」(妄想モード中から起きる) |
061 | しん | 「あの…大丈夫ですか?」 |
062 | 桃華 | 「あぁ、大丈夫だ…心臓は飛び出ていない」 |
063 | しん | 「心臓『は』って、何か飛び出たんですか」 |
064 | 桃華 | 「何も飛び出ていない…うん」 |
065 | しん | 「あ、さっきの話の続きだけど…」 |
066 | 桃華 | 「うむ」 |
067 | しん | 「既存のもいいけど、折角だからオリジナルを作りたいかも」 |
068 | 桃華 | 「オリジナルだと!?」 |
069 | しん | 「それもさ、桃華さんが好きに書いてみるって、どう?」 |
070 | 桃華 | 「わ、わ私がっ!?」 |
071 | しん | 「いや、無理ならいいんだ…ってか、話何もかも唐突ですよね」 |
072 | 桃華 | 「いいのか?私がシナリオを書いても…」 |
073 | しん | 「採用するかは分からないけど…参考程度にどうかなって」 |
074 | 桃華 | 「そ、そうか」 |
075 | しん | 「ってか、ボイスドラマを作りたいって話の段階だからまだ全然っ」 |
076 | 桃華 | 「では、ボイスドラマの作り方を調べてこんとな」 |
077 | しん | 「行動力のある人だなぁ…」 |
078 | 桃華 | 「ではでは後程」 |
作者のツブヤキ |
元々ゲームのシナリオにしようと企画していたもので、ボイスドラマを作るお話のゲームって斬新かなって思ってました。 実際、企画してみるとほとんど無理な企画で完成形が見えなかったので辞めざる終えなかったわけですが(笑) ふとしたきっかけから仲のいい知り合いになれるって素敵だと思いませんか? そうした仲間がいつまでも存在してほしいものです。 |
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