★未来への逃亡

★未来への逃亡

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :4
総セリフ数 58
製作日 2010/1/4〜2010/1/4
概要説明  数日前に研究所の見学中事故に巻き込まれた二人。
突然自宅に大勢の兵士たちが向かっているのを見て危機を感じ、逃げ出した。
兵士たちはなにやら二人を殺そうとしているようだ。
二人は隣の都市に逃げこんだのだが…街が軍によって閉鎖されてしまった…
利用にあたって 利用規約
目安時間 4分半程度   【〜5分】
登場キャラ セリフ数 性別 備考
フィン 19 政府を変えようと動く異端分子の一人。
シェン 20 とある研究所で起きた事故に居合わせた研究員。
警備兵A 9 街の治安維持部隊。治安維持という大義名分で自動銃の所持をしている。
警備兵B 10 街の治安維持部隊。治安維持という大義名分で自動銃の所持をしている。






【明かりの街フォーラム】(警備軍が街の閉鎖をしながら厳重警戒中)

001 警備兵A 「そっちはいたかっ?」
002 警備兵B 「いや、いない」
003 警備兵A 「警戒は怠るなよ。この街に逃げ込んだのはわかっているんだから」
004 警備兵B 「はっ」
005 フィン 「おっとっと、すごい兵の数だぜ」
006 シェン 「何でこんなことに…」
007 フィン 「これはこの街脱出するのはなかなか至難のわざだぜ」
008 シェン 「やっぱりおかしいよ…」
009 フィン 「ん?何がだ?」
010 シェン 「僕たちは悪くないよ。だって何もしてないもの」
011 フィン 「何も?」
012 シェン 「たまたま研究所にいただけで追われているのはよくわからないよ…」
013 フィン 「違うね。俺達は何もしていないわけじゃない。あの場にいた」
014 シェン 「あの事故があった時?」
015 フィン 「あの事故の現場に居合わせたことが問題なのさ」
016 シェン 「何で?僕は巻き込まれただけだよ…」
017 フィン 「そう、巻き込まれただけ。まさしくその通り。君は巻き込まれただけだ」
018 シェン 「何で関係のない僕まで追われないといけないんだよ」
019 警備兵A 「街の西部にて逃走犯と同じ容姿の者の目撃情報」
020 警備兵B 「現場に急行しろっ」
021 警備兵A 「武器の使用の許可をする」
022 シェン 「ちょっと待って、あいつら街中で武器を使用する気か!?」
023 フィン 「まぁ、治安部隊だし武器を使用しても問題はないだろうさ」
024 シェン 「問題ないって…市民を巻き込む可能性が…」
025 フィン 「市民の安全より街の治安を維持することに必死なんだよ。そのための治安部隊だし」
026 シェン 「なんだよ、それ…」
027 警備兵A 「目標物発見。周囲に障害物なし」
028 シェン 「おい、まさか…」
029 フィン 「そのまさかだよ」
030 警備兵B 「撃てっ」
031 シェン 「あいつ一般人じゃ…」
032 フィン 「見間違えられたんだよ。俺達の情報少ないから」
033 警備兵B 「…おい」
034 警備兵A 「何だ?」
035 警備兵B 「こいつ、逃走している奴と違うぞ」
036 警備兵A 「なんだと」
037 警備兵B 「人違いだ」
038 警備兵A 「ちっ、こいつは処分しとけ」
039 警備兵B 「警戒を続ける」
040 シェン 「最低だ…あいつら…」
041 フィン 「そんなもんだ。とりあえず奴らは俺らを消したいらしいからな」
042 シェン 「僕は研究所にいただけで何も見てないし聞いてないのに…」
043 フィン 「お前の人生そんなもんだ。何かに巻き込まれて人を巻き込んで一緒に巻き込まれて…」
044 シェン 「何だってこんなことに…」
045 フィン 「あの時、研究所にいなければ?違うね。あの時研究所にいたから今がある」
046 シェン 「は?」
047 フィン 「遅かれ早かれ俺がお前を迎えに行ってた。そうなれば家がなくなってたかもな」
048 シェン 「なんでだよ…なんでだよ畜生ッ」
049 フィン 「国は汚染されたであろう俺らを抹殺したいそうなんで。逃げ続けるしかないな」
050 シェン 「僕は汚染されていないっ」
051 フィン 「国はそんな危険な実験をしていたのさ」
052 シェン 「何も知らないのに秘密を守るためって?」
053 警備兵A 「あそこにいたぞっ!」
054 警備兵B 「追えっ!」
055 フィン 「どうやら今度は本気で見つかったようだ」
056 シェン 「勘弁してよっ僕が何したってんだ…」
057 警備兵B 「かまわんっ、撃て!」
058 フィン 「ま、同じ逃亡犯ってことで仲良くやっていこうや」






作者のツブヤキ
 また短編でよくわからないのができました。
未来都市の研究所の事故に居合わせた二人を国が消そうと追う話で、
ただ単純に警備兵を書きたかっただけです。というかやっぱりこれは映像ないとダメね。
色々と残念な仕上がりになってしまいました。
声物語劇団の世界のお話。

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