| シナリオ詳細 | |
| 掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
| 作者 | 月宮東雲 |
| 登場キャラ数 | ♂:4 |
| 総セリフ数 | 58 |
| 製作日 | 2010/1/4〜2010/1/4 |
| 概要説明 | 数日前に研究所の見学中事故に巻き込まれた二人。 突然自宅に大勢の兵士たちが向かっているのを見て危機を感じ、逃げ出した。 兵士たちはなにやら二人を殺そうとしているようだ。 二人は隣の都市に逃げこんだのだが…街が軍によって閉鎖されてしまった… |
| 利用にあたって | 利用規約 |
| 目安時間 | 4分半程度 【〜5分】 |
| 登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
| フィン | 19 | ♂ | 政府を変えようと動く異端分子の一人。 |
| シェン | 20 | ♂ | とある研究所で起きた事故に居合わせた研究員。 |
| 警備兵A | 9 | ♂ | 街の治安維持部隊。治安維持という大義名分で自動銃の所持をしている。 |
| 警備兵B | 10 | ♂ | 街の治安維持部隊。治安維持という大義名分で自動銃の所持をしている。 |
| 001 | 警備兵A | 「そっちはいたかっ?」 |
| 002 | 警備兵B | 「いや、いない」 |
| 003 | 警備兵A | 「警戒は怠るなよ。この街に逃げ込んだのはわかっているんだから」 |
| 004 | 警備兵B | 「はっ」 |
| 005 | フィン | 「おっとっと、すごい兵の数だぜ」 |
| 006 | シェン | 「何でこんなことに…」 |
| 007 | フィン | 「これはこの街脱出するのはなかなか至難のわざだぜ」 |
| 008 | シェン | 「やっぱりおかしいよ…」 |
| 009 | フィン | 「ん?何がだ?」 |
| 010 | シェン | 「僕たちは悪くないよ。だって何もしてないもの」 |
| 011 | フィン | 「何も?」 |
| 012 | シェン | 「たまたま研究所にいただけで追われているのはよくわからないよ…」 |
| 013 | フィン | 「違うね。俺達は何もしていないわけじゃない。あの場にいた」 |
| 014 | シェン | 「あの事故があった時?」 |
| 015 | フィン | 「あの事故の現場に居合わせたことが問題なのさ」 |
| 016 | シェン | 「何で?僕は巻き込まれただけだよ…」 |
| 017 | フィン | 「そう、巻き込まれただけ。まさしくその通り。君は巻き込まれただけだ」 |
| 018 | シェン | 「何で関係のない僕まで追われないといけないんだよ」 |
| 019 | 警備兵A | 「街の西部にて逃走犯と同じ容姿の者の目撃情報」 |
| 020 | 警備兵B | 「現場に急行しろっ」 |
| 021 | 警備兵A | 「武器の使用の許可をする」 |
| 022 | シェン | 「ちょっと待って、あいつら街中で武器を使用する気か!?」 |
| 023 | フィン | 「まぁ、治安部隊だし武器を使用しても問題はないだろうさ」 |
| 024 | シェン | 「問題ないって…市民を巻き込む可能性が…」 |
| 025 | フィン | 「市民の安全より街の治安を維持することに必死なんだよ。そのための治安部隊だし」 |
| 026 | シェン | 「なんだよ、それ…」 |
| 027 | 警備兵A | 「目標物発見。周囲に障害物なし」 |
| 028 | シェン | 「おい、まさか…」 |
| 029 | フィン | 「そのまさかだよ」 |
| 030 | 警備兵B | 「撃てっ」 |
| 031 | シェン | 「あいつ一般人じゃ…」 |
| 032 | フィン | 「見間違えられたんだよ。俺達の情報少ないから」 |
| 033 | 警備兵B | 「…おい」 |
| 034 | 警備兵A | 「何だ?」 |
| 035 | 警備兵B | 「こいつ、逃走している奴と違うぞ」 |
| 036 | 警備兵A | 「なんだと」 |
| 037 | 警備兵B | 「人違いだ」 |
| 038 | 警備兵A | 「ちっ、こいつは処分しとけ」 |
| 039 | 警備兵B | 「警戒を続ける」 |
| 040 | シェン | 「最低だ…あいつら…」 |
| 041 | フィン | 「そんなもんだ。とりあえず奴らは俺らを消したいらしいからな」 |
| 042 | シェン | 「僕は研究所にいただけで何も見てないし聞いてないのに…」 |
| 043 | フィン | 「お前の人生そんなもんだ。何かに巻き込まれて人を巻き込んで一緒に巻き込まれて…」 |
| 044 | シェン | 「何だってこんなことに…」 |
| 045 | フィン | 「あの時、研究所にいなければ?違うね。あの時研究所にいたから今がある」 |
| 046 | シェン | 「は?」 |
| 047 | フィン | 「遅かれ早かれ俺がお前を迎えに行ってた。そうなれば家がなくなってたかもな」 |
| 048 | シェン | 「なんでだよ…なんでだよ畜生ッ」 |
| 049 | フィン | 「国は汚染されたであろう俺らを抹殺したいそうなんで。逃げ続けるしかないな」 |
| 050 | シェン | 「僕は汚染されていないっ」 |
| 051 | フィン | 「国はそんな危険な実験をしていたのさ」 |
| 052 | シェン | 「何も知らないのに秘密を守るためって?」 |
| 053 | 警備兵A | 「あそこにいたぞっ!」 |
| 054 | 警備兵B | 「追えっ!」 |
| 055 | フィン | 「どうやら今度は本気で見つかったようだ」 |
| 056 | シェン | 「勘弁してよっ僕が何したってんだ…」 |
| 057 | 警備兵B | 「かまわんっ、撃て!」 |
| 058 | フィン | 「ま、同じ逃亡犯ってことで仲良くやっていこうや」 |
| 作者のツブヤキ |
| また短編でよくわからないのができました。 未来都市の研究所の事故に居合わせた二人を国が消そうと追う話で、 ただ単純に警備兵を書きたかっただけです。というかやっぱりこれは映像ないとダメね。 色々と残念な仕上がりになってしまいました。 声物語劇団の世界のお話。 |
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