| シナリオ詳細 | |
| 掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
| 作者 | 月宮東雲 |
| 登場キャラ数 | ♂:2♀:1不問:1 |
| 総セリフ数 | 125 |
| 製作日 | 2009/11/16〜2009/11/17 |
| 概要説明 | 通り魔に襲われたあかりは竹人の魔法によって九死に一生を得て、助かった。 しかし、魔法の使いすぎによる寿命の消費についていけなくなった竹人の肉体は中から侵食が始まっていた… 残り寿命をサギーから聞いた竹人のとった行動は・・・・・・ >>第1話 >>第4話 |
| 利用にあたって | 利用規約 |
| 目安時間 | |
| 登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
| 武宮 竹人 (たけみや たけと) |
59 | ♂ | 小学の時に父を亡くして母の手で育った高校生。 |
| 二条 あかり (にじょう あかり) |
43 | ♀ | 武宮家の隣の家に住む薄幸の少女。両親がいつもケンカしていて母親から嫌われている。 |
| サギー | 16 | ? | いかにもって本から現れた魔法使い。竹人が開くまで竹人の父親に封印されていた。 |
| 会社員 | 7 | ♂ | 通勤途中のサラリーマン。正義感溢れる優しい中年メガネ。 |
| 001 | 竹人 | 「少しは落ち着いた?」 |
| 002 | あかり | 「だいぶ落ち着いた」 |
| 003 | 竹人 | 「無事で良かったよ」 |
| 004 | あかり | 「たけ君が助けに来てくれたんだよね。ありがとう」 |
| 005 | 竹人 | 「救急車を呼んだくらいで大したことしてないよ」 |
| 006 | サギー | 「ウソばっかり」 |
| 007 | あかり | 「たけ君や救急車がもう少しでも来るの遅れていたら私は…」 |
| 008 | 竹人 | 「不幸中の幸い。良かったよね」 |
| 009 | あかり | 「なんかたけ君に迷惑かけてばっかりでごめんね」 |
| 010 | 竹人 | 「気にすることないよ。困った時はお互い様だろ?」 |
| 011 | あかり | 「私じゃ、たけ君がこんな困った時は助けられる自信ないよ」 |
| 012 | 竹人 | 「今後あかりさんみたいな全く同じ人生はそうならんでしょ」 |
| 013 | あかり | 「確かに」 |
| 014 | 竹人 | 「困った時は助けてもらうから」 |
| 015 | あかり | 「うん」 |
| 016 | 竹人 | 「体調の方はいいの?」 |
| 017 | あかり | 「食欲もあるし、平気だよ。そろそろ外出許可ももらえるだろうから散歩とか行けるよ」 |
| 018 | 竹人 | 「そっかそっか。じゃ、近いうちに退院できるかな」 |
| 019 | あかり | 「病院も年末は忙しいから元気な人は追い出すと思うよ」 |
| 020 | 竹人 | 「元気ねぇ」 |
| 021 | あかり | 「通院で大丈夫な人だからね」 |
| 022 | 竹人 | 「通院は通院で面倒だけどな」 |
| 023 | あかり | 「入院してると曜日感覚もなくなるし、怠けるからダメだよ」 |
| 024 | 竹人 | 「怠けちゃダメだよ」 |
| 025 | あかり | 「だって暇だし…」 |
| 026 | 竹人 | 「明日、何かの本を買って来るよ」 |
| 027 | あかり | 「活字かー」 |
| 028 | 竹人 | 「マンガはダメ」 |
| 029 | あかり | 「えー」 |
| 030 | 竹人 | 「僕も読みたくなるから」 |
| 031 | あかり | 「いいと思うよ。一緒に読もう」 |
| 032 | 竹人 | 「巻そろえるの大変だし」 |
| 033 | あかり | 「頑張ればいいと思うよ」 |
| 034 | 竹人 | 「これだから病人は…ケホッカホッ…かはっ」(咳き込み吐血する) |
| 035 | あかり | 「ちょっと大丈夫っ!?たけ君」 |
| 036 | 竹人 | 「ちょっと咳き込んだだけ…」 |
| 037 | あかり | 「ちょっとって…吐血してるのはちょっとって言わない」 |
| 038 | 竹人 | 「野菜ジュース野菜ジュース。さっき飲んだんだけど咳き込み過ぎて逆流しただけ」 |
| 039 | あかり | 「野菜ジュースって…そんな色じゃ…」 |
| 040 | 竹人 | 「とにかく平気平気。そんなに心配なら診断してもらって僕の健康体の診断書見せようか」 |
| 041 | あかり | 「うん」 |
| 042 | 竹人 | 「嘘だよ。診断書なんて1枚書いてもらうのにかなり高い額を請求されっからさ」 |
| 043 | あかり | 「ちゃんとお医者さんに診てもらうんだよ」 |
| 044 | 竹人 | 「おぅ。じゃ、今日は一度帰るから、また明日」 |
| 045 | あかり | 「うん」 |
| 046 | 竹人 | 「病院での吐血…」 |
| 047 | サギー | 「気になるか?」 |
| 048 | 竹人 | 「驚いたよ。健康体だってな、吐血しているのに」 |
| 049 | サギー | 「そりゃ健康体さ。医者なんかに寿命が減ってるなんてわかりゃしない」 |
| 050 | 竹人 | 「残り寿命が短いってことか…」 |
| 051 | サギー | 「知りたいか?」 |
| 052 | 竹人 | 「寿命減らされてこうやって衰弱して死ぬのか」 |
| 053 | サギー | 「お前の残り寿命いくらか知りたいか?」 |
| 054 | 竹人 | 「どうせまたとんでもない寿命数要求するんだろ」 |
| 055 | サギー | 「いや、今なら…半日でいいや」 |
| 056 | 竹人 | 「半日?」 |
| 057 | サギー | 「そうだ。…どうだ?知りたいか?否か?」 |
| 058 | 竹人 | 「じゃぁ…」 |
| 059 | サギー | 「お前の残り寿命は…」 |
| 060 | 竹人 | 『あれ…?』 |
| 061 | サギー | 「あと一年さ」 |
| どさっ…(道端で竹人倒れる) | ||
| 062 | サギー | 「倒れたか」 |
| 063 | 会社員 | 「キミ、大丈夫か?」 |
| 064 | サギー | 「さてあと一年と聞いてこいつはどうするか…楽しみだな」 |
| 065 | 会社員 | 「こりゃいかん。救急車だ」 |
| 066 | サギー | 「ま、こいつのことだ。あと一年も持たないのが確実だな」 |
| 067 | 竹人 | 「…僕は」 |
| 068 | 会社員 | 「目が覚めたかい?」 |
| 069 | 竹人 | 「あ、はいっ」 |
| 070 | 会社員 | 「街中で急に倒れたから救急車を呼んだんだ」 |
| 071 | 竹人 | 「ご迷惑おかけしてスミマセン」 |
| 072 | 会社員 | 「いいや。それより発作か何か持っているのかい?医者は一度精密検査を受けるようにと言っていたよ」 |
| 073 | 竹人 | 「はい…ご迷惑おかけしたうえにお気にかけてもらってスミマセン」 |
| 074 | 会社員 | 「気をつけるんだよ。道路のど真ん中で倒れたら死んじゃうよ」 |
| 075 | 竹人 | 「気をつけます」 |
| 076 | 会社員 | 「じゃ、お大事に」 |
| 077 | 竹人 | 「ありがとうございました」 |
| 078 | サギー | 「目覚めたか」 |
| 079 | 竹人 | 「あと一年だって?」 |
| 080 | サギー | 「まぁね」 |
| 081 | 竹人 | 「ろくな魔法も使えない…」 |
| 082 | サギー | 「残り1年ぐらいのんびり好きなことして生きろよ」 |
| 083 | 竹人 | 「残された1年か…」 |
| 084 | あかり | 「今日は外出許可まだとってないよ?それに遠出はダメなのに」 |
| 085 | 竹人 | 「怒られた時は怒られた時だ。謝れば済むって」 |
| 086 | あかり | 「むー、謝るの誰だと思ってるの」 |
| 087 | 竹人 | 「僕とあかりさん」 |
| 088 | あかり | 「でしょ?私も謝るんでしょ」 |
| 089 | 竹人 | 「そりゃそうさ。悪いのは一緒だもん」 |
| 090 | あかり | 「なんか腑に落ちなーい」 |
| 091 | 竹人 | 「あ、すみませんっ降ります」 |
| 092 | あかり | 「わっとっとっ…もう、今日なんかいつもと違うね、たけ君」 |
| 093 | 竹人 | 「ここの和菓子屋の団子を食べさせたくてさ」 |
| 094 | あかり | 「でも…閉まってるよ。今日は臨時休業だって」 |
| 095 | 竹人 | 「そんな…」 |
| 096 | あかり | 「また来ればいいよ。ね?」 |
| 097 | 竹人 | 「時間がないんだ」 |
| 098 | あかり | 「まだ高校一年だし長ーい人生が待ってるよ」 |
| 099 | サギー | 「それはお前だけだ」 |
| 100 | 竹人 | 「仕方ない次行こう」 |
| 101 | あかり | 「あ、その前にあそこでたいやき食べようよ。和菓子屋の代わりにさ」 |
| 102 | 竹人 | 「あ、うん」 |
| 103 | あかり | 「たけ君はクリーム派?小倉派?」 |
| 104 | 竹人 | 「クリームだな」 |
| 105 | あかり | 「私はチョコ派!すみません、チョコ、クリーム1つずつ下さい」 |
| 106 | 竹人 | 「ちょ、ずるっ」 |
| 107 | あかり | 「何が?」 |
| 108 | 竹人 | 「チョコレートなんて選択肢なかったじゃんか」 |
| 109 | あかり | 「うん。たけ君には2つしか選択肢なかったから」 |
| 110 | 竹人 | 「チョコとクリームだったらチョコの方が好きだよ」 |
| 111 | あかり | 「はんぶんこ。ね?」 |
| 112 | 竹人 | 「だな。頭とシッポ、どっちがいい?」 |
| 113 | あかり | 「クリームたっぷりの頭」 |
| 114 | 竹人 | 「ほいよ」 |
| 115 | あかり | 「ん。ありがとう。じゃ、半分食べていいよ。はむ」(たいやき咥える) |
| 116 | 竹人 | 「えーと、これはどのように食べれと?」 |
| 117 | あかり | 「んー」 |
| 118 | 竹人 | 「ポッキーゲーム的な?」 |
| 119 | あかり | 「ん」 |
| 120 | 竹人 | 「じゃ、頂きます…あふっ!?中のチョコ熱ッ」 |
| 121 | あかり | 「やっぱたいやきでこれは厳しいね」 |
| 122 | 竹人 | 「結構ドキドキしたんだけど」 |
| 123 | あかり | 「ねー。楽しかった。またしよっ」 |
| 124 | 竹人 | 「じゃ、次行こうか」 |
| 125 | あかり | 「うん。」 |
| 作者のツブヤキ |
| ついに展開はクライマックス。 あなたなら自分の寿命が残り一年と宣告されたら何をしますか・・・? |
(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります) |