| シナリオ詳細 | |
| 掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
| 作者 | 月宮東雲 |
| 登場キャラ数 | ♂:1♀:2不問:1 |
| 総セリフ数 | 116 |
| 製作日 | 2009/9/10〜2009/9/11 |
| 概要説明 | ハロウィーンの季節が到来。それはこのケーキ屋でも同じだった。 新しくクラスメイトの家でアルバイトを始めた武士っぽい性格の咲夜。 しかし意気込むのはいいが、空回り。 ハロウィーンシーズン、焼きたてパンプキンパイはいかがですか? |
| 利用にあたって | 利用規約 |
| 目安時間 | 8分半程度 【〜10分】 |
| 登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
| 斎藤 翔大 (さいとう しょうた) |
45 | ♂ | ケーキ屋の手伝いをしている。咲夜に自分の店のバイトを紹介してあげた。 |
| 斎藤 圭子 (さいとう けいこ) |
18 | ♀ | ほんわかしているが、言うことは核心を突く。料理・お菓子の腕は超一流。 |
| 西村 咲夜 (にしむら さくや) |
48 | ♀ | 時代劇が好物で自称硬派な女の子。意外と天然でおっちょこちょい。 |
| 客 | 5 | ? | ケーキを買いに来た客。最近クリームブリュレが熱いらしい。 |
| 001 | 咲夜 | 「何故私がこのような辱めを受けねばならぬのだ!!」 |
| 002 | 翔大 | 「いや、別に辱めはうけてないと思う…」 |
| 003 | 咲夜 | 「では、何だこの格好は!?貴様の趣味か?貴様の趣味なのか?」 |
| 004 | 翔大 | 「メイド服は俺の趣味じゃないけど…」 |
| 005 | 圭子 | 「あら、咲ちゃんおはよう♪」 |
| 006 | 咲夜 | 「母君、おはようございます」 |
| 007 | 圭子 | 「相変わらず武人みたいねー」 |
| 008 | 咲夜 | 「滅相もございません!」 |
| 009 | 翔大 | 「何が滅相もないのやら…まんまじゃんか…」 |
| 010 | 圭子 | 「今日もお仕事頑張ってね♪」 |
| 011 | 咲夜 | 「御意」 |
| 012 | 翔大 | 「メイド服は母さんの趣味だよ。可愛いって」 |
| 013 | 咲夜 | 「これを着ることを分かっていて私を誘ったな?」 |
| 014 | 翔大 | 「西村が金に困ってるって頭抱えているからバイト先紹介してあげたんじゃんか」 |
| 015 | 咲夜 | 「もっとマシなものを紹介せよ、阿呆め」 |
| 016 | 翔大 | 「マシって他は力仕事だから販売業にしてあげたんじゃないか」 |
| 017 | 咲夜 | 「力仕事くらいできるわっ」 |
| 018 | 翔大 | 「そう言って学校の階段からピアノを落としたのはどこのどいつだ」 |
| 019 | 咲夜 | 「あれは山田が手を離したから…」 |
| 020 | 翔大 | 「階段からピアノ降ってくるとか…死ぬかと思ったよ」 |
| 021 | 咲夜 | 「それで死んだら阿呆の称号を与えていただろうぞ」 |
| 022 | 翔大 | 「イラネ…」 |
| 023 | 咲夜 | 「ん?それよりとても良き匂いが…」 |
| 024 | 翔大 | 「そんなに他のところが良ければアルバイト委員会に入ればいいじゃんか」 |
| 025 | 咲夜 | 「そのような怪しげなところに私の身柄を預けられぬ」 |
| 026 | 翔大 | 「確かに個人情報を外部に書くって作業は嫌だけど…それじゃ見つからないよ」 |
| 027 | 咲夜 | 「母君のお店は大変素敵で私も満足しておる」 |
| 028 | 翔大 | 「なら文句言うなよ…」 |
| 029 | 咲夜 | 「貴様がここにいるのが気に入らないのだ。何故いる?」 |
| 030 | 翔大 | 「なぜって…ここ俺の家だし…」 |
| 031 | 咲夜 | 「何故ここで働いているのかという話だ。貴様こそコンビになり、なんなりの場所で働けば良いものを…」 |
| 032 | 翔大 | 「母さんが大変だって言うから仕方なく手伝ってるだけだ」 |
| 033 | 咲夜 | 「なら辞めてしまえ。私一人で十分だ」 |
| 034 | 翔大 | 「超不安だから無理」 |
| 035 | 咲夜 | 「なっ、失礼な」 |
| 036 | 翔大 | 「ほら、お客さんだぞ」 |
| 037 | 客 | 「どれにしよっかなぁ〜」 |
| 038 | 咲夜 | 「い、いらっしゃいませ…」 |
| 039 | 翔大 | 「いらっしゃいませー」 |
| 040 | 客 | 「このチョコチョコダブルって何ですか?」 |
| 041 | 咲夜 | 「へ?」 |
| 042 | 客 | 「このチョコチョコダブルって何がダブルなんですか?」 |
| 043 | 咲夜 | 「え、いや…あの…その…」(翔大を見る) |
| 044 | 翔大 | 「それはですね、生チョコとビターチョコを層のようにしてさらに周りをチョコでコーティングしたケーキです」 |
| 045 | 客 | 「ふーん、なるほどね。じゃ、ブリュレ3つ」 |
| 046 | 翔大 | 「はい、毎度ありがとうございます」 |
| 047 | 咲夜 | 「えーと…320円が3つで960円になります」 |
| 048 | 客 | 「1010円で」 |
| 049 | 咲夜 | 「1010円……」 |
| 050 | 翔大 | 「50円のお釣りになります。毎度ありがとうございました」 |
| 051 | 咲夜 | 「ぁ、ありがとうございました」 |
| 052 | 翔大 | 「…俺よりできるんだっけ?」 |
| 053 | 咲夜 | 「む?た、たまたまだっ。たまたま」 |
| 054 | 翔大 | 「ケーキについて知らないことだらけで、釣銭計算も慣れていないでしょ」 |
| 055 | 咲夜 | 「あ、相手が悪かった。紛らわしい出し方するから…次は大丈夫だ。次こそは…」 |
| 056 | 圭子 | 「咲ちゃん、翔くん。ちょっと来てー」 |
| 057 | 咲夜 | 「はっ」 |
| 058 | 翔大 | 「お…」 |
| 059 | 咲夜 | 「おお、このパイ生地のこんがり焼けた甘い良き匂い…パイだな」 |
| 060 | 圭子 | 「パンプキンパイよ。ハロウィーンが近いし…新商品として焼いてみたの」 |
| 061 | 翔大 | 「なるほど。ハロウィーンシーズンの到来か」 |
| 062 | 咲夜 | 「それでは早速、戴きます」 |
| 063 | 圭子 | 「召し上がれ♪」 |
| 064 | 咲夜 | 「おぉ!美味である!!」 |
| 065 | 圭子 | 「そう?」 |
| 066 | 翔大 | 「うん、これならば主力商品にできるね」 |
| 067 | 圭子 | 「良かった」 |
| 068 | 咲夜 | 「母君の作る菓子を毎日食べれる者は幸せ者であるな」 |
| 069 | 圭子 | 「あらぁ、嬉しいこと言うわね。いっそ咲ちゃん家族になって毎日食べる?」 |
| 070 | 咲夜 | 「母君の家族の一員になるとは。また恐れ多きことを…」 |
| 071 | 圭子 | 「翔くんをもらってくれたら家族になれるわよ」 |
| 072 | 翔大 | 「ちょ、母さん!?」 |
| 073 | 咲夜 | 「斎藤とけけけけ、結婚!?」 |
| 074 | 圭子 | 「そろそろそんなことも考えていいころかもね。翔くんと咲ちゃんだとバランス取れてるし」 |
| 075 | 翔大 | 「何がバランス取れてんだか…」 |
| 076 | 咲夜 | 「結婚…婚儀…契り…」(ぐるぐると頭の中回る) |
| 077 | 圭子 | 「じゃ、準備しないとね」 |
| 078 | 翔大 | 「母さんは座ってて。俺がやっから」 |
| 079 | 咲夜 | 「ま、待てっ斎藤!式場を予約するなら今月末が都合が…」 |
| 080 | 翔大 | 「は?式場?」 |
| 081 | 咲夜 | 「あ、いやっなんでもないっ!」 |
| 082 | 圭子 | 「あら、本気で考えててくれたの?咲ちゃん」 |
| 083 | 翔大 | 「パンプキンパイを店頭に並べる準備しようって話なんだけど」 |
| 084 | 咲夜 | 「いや、その、あの…」 |
| 085 | 圭子 | 「やっぱりいいわね、咲ちゃん。翔くんは準備よろしくね。咲ちゃんは食べ終わったらちょっとこっちに来てね」 |
| 086 | 翔大 | 「じゃ、準備して来る」 |
| 087 | 翔大 | 「ハロウィーンシーズンかぁ…」 |
| 088 | 圭子 | 「翔くん翔くん。魔女と黒猫どっち好き?」 |
| 089 | 翔大 | 「そりゃ魔女っ子より猫耳だろ」 |
| 090 | 圭子 | 「咲ちゃん、おいでー」 |
| 091 | 咲夜 | 「母君…この格好では流石に…」 |
| 092 | 翔大 | 「な…」 |
| 093 | 圭子 | 「咲ちゃんのハロウィーンバージョン。黒猫咲ちゃん♪」 |
| 094 | 翔大 | 「西村…」(呆然) |
| 095 | 咲夜 | 「母君、いくらご趣味とはいえ…これは恥ずかし過ぎます…」 |
| 096 | 圭子 | 「あら、この格好は翔くんの趣味よ。じゃ、完売目指して頑張ってね」 |
| 097 | 翔大 | 「ちょっとスカート短いけどツボった」 |
| 098 | 咲夜 | 「くっ、貴様の趣味かっ」(顔真っ赤) |
| 099 | 翔大 | 「ナイス、ハロウィーン…」 |
| 100 | 咲夜 | 「ばっ、バカ言ってないでさっさとパンプキンパイを完売させるぞ!!」 |
| 101 | 翔大 | 「じゃ、外で宣伝して来て」 |
| 102 | 咲夜 | 「なっ…」 |
| 103 | 翔大 | 「その格好ならパンプキンパイが飛ぶように売れるぞ」 |
| 104 | 咲夜 | 「しかし…」 |
| 105 | 翔大 | 「美味しい焼きたてのパンプキンパイは如何ですか?」 |
| 106 | 咲夜 | 「くっ…斎藤、覚えてろ」 |
| 107 | 翔大 | 「可愛いハロウィーンバージョン、黒猫咲夜の姿をしっかり覚えとくよ」 |
| 108 | 咲夜 | 「阿呆め…」 |
| 109 | 翔大 | 「パンプキンパイと一緒に紅茶を召し上がれ」 |
| 110 | 咲夜 | 「…美味しいパンプキンパイが焼けました。いれ立てのお茶と一緒に召し上がれ」 |
| 111 | 翔大 | 「その調子」 |
| 112 | 咲夜 | 「行って来る…」 |
| 113 | 翔大 | 「終わったら焼きたてのパンプキンパイが待ってるさ」 |
| 114 | 咲夜 | 「言ったな。約束だぞ」 |
| 115 | 翔大 | 「はいはい…」 |
| 116 | 咲夜 | 「美味しい焼きたてのパンプキンパイは如何かな、ハロウィーンにパンプキンパイは如何かな」 |
| 作者のツブヤキ |
| パンプキンパイー。甘くて美味しいパンプキンパーイ。 パイ生地の焼きたてのあのこんがりとした美味しい匂い。ハロウィーンのシーズンはケーキ屋とかもハロウィーンの飾りがつけられますよね。 パンプキンお化けやこうもりとか。場所によっては店員が魔女帽をかぶってるんですよね。 咲ちゃんいいキャラしてる。それを扱うママも素敵ですよね。 咲ちゃんのテンポずれ、ママの冗談、振り回される翔くん。この話の続きとか想像するのが楽しいです。 |
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