月見せよ

月見せよ

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :1不問:1
総セリフ数 70
製作日 2009/8/29〜2009/8/30
概要説明  美しい満月の下、一面に広がるススキ畑。
美しい女性が言った言葉は月見せよ。感謝せよ。讃えよだった…
利用にあたって 利用規約
目安時間
登場キャラ セリフ数 性別 備考
坂井 飛竜
(さかい ひりゅう)
36 スィーの面倒を見ている大学生。一軒家で暮らしている。
ウェン=ウォン=スィー 34 月の王国の幼き姫君。満月の夜に不思議な力が宿り、体が成長する






【夢の中】(満月の夜の一面のススキ畑。夢ではスィー大人っぽく演じる。日常子供っぽく)

001 飛竜 「月明かりに照らされた一面のススキ畑。聞こえてくるのは穂を揺らし、さざめくススキたちの声…」
002 スィー 「十六夜前の十五夜伝説…語られるのは月に照らされた光の部分…」(歌うように)
003 飛竜 「声…?人影?」
004 スィー 「お月様に感謝せよ♪」(月見てる)
005 飛竜 「あの…」
006 スィー 「月見の用意はしたかや?」(振り向く)
007 飛竜 「…ぇ?」(驚いたように)
008 スィー 「今宵は十五夜、月見の日。お月様へ捧げよ、讃えよ」
009 飛竜 「…誰?」(疑うように)
010 スィー 「間もなく目覚める。お月様を忘れるな…」
011 飛竜 「待って…誰?誰なんだ?」(追いかけようとする)
012 飛竜 「はっ!」(布団から飛び起る)
013 スィー 「おっはよー」(元気よく)
014 飛竜 「スィー…、ん。おはよう」
015 スィー 「うなされてみたいだけど…やな夢?」
016 飛竜 「いや、別にそうではないけど…ちょっと不思議な夢」
017 スィー 「不思議な夢?」
018 飛竜 「一面のススキ畑の中にきれいな女の人が立っていて…『お月見しろ』って言ってくるんだ」
019 スィー 「お月見…」
020 飛竜 「でもその女の人…どっかで見たことがありそうなんだよね」
021 スィー 「どこで見たの?」
022 飛竜 「んー…髪の色とかからするとスィーに似ていなくもないんだけど…ずっと大人だったな」
023 スィー 「スィーはもう大人だって!」
024 飛竜 「12歳くらいの顔してよく言うよ」
025 スィー 「違うモン!!」
026 飛竜 「顔だけじゃない。身体も中身もまだまだ子供」
027 スィー 「違うモン!違うモン!!」
028 飛竜 「もちっと見れるようになってから否定するんだな」(キシシと笑うように。スィーの頭に手を乗せる)
029 スィー 「むぅー」(頬を膨らませる)
030 飛竜 「9月か…ってか今日が十五夜か…」
031 スィー 「昨日、今日が満月だって飛竜言ってた」
032 飛竜 「十五夜って何用意すんだったっけか…」



【夕方】(月見の準備中)

033 スィー 「飛竜ー、ススキ取ってきたよー」
034 飛竜 「そこの花瓶っぽい壷に挿しといてくれ」
035 スィー 「はーい」
036 飛竜 「月見は庭でやればいいだろ?」
037 スィー 「いいよー」
038 飛竜 「んじゃ、団子作ってるから。もちっとしたら月見始めような」
039 スィー 「うん!」



【縁側】(団子とフルーツの供え物を運びながら。スィー大人っぽく)

040 飛竜 「スィー、できたぞ」
041 飛竜 「スィー?…スィー、どこいる?」
042 スィー 「…讃えよ、祀れよお月様を」(祈るように)
043 飛竜 「スィー…じゃないよな」(庭で見つけて声かける)
044 スィー 「飛竜…」(振り向く)
045 飛竜 「誰?」
046 スィー 「ん?」
047 飛竜 「スィーはどこへ…」
048 スィー 「スィーは私だよ?」
049 飛竜 「いやいやいや。明らかに大人びてるでしょ」
050 スィー 「あれ?そっか、今日満月か」
051 飛竜 「そうですが、何か?」
052 スィー 「満月の夜は成長するの」
053 飛竜 「何が…」
054 スィー 「身体が大人に成長するの」
055 飛竜 「どういう設定デスカ」
056 スィー 「私の国は元々お月様を祀る王国で、お月様の力で繁栄しているの。それでみんな月の光を浴びると特殊変異を起こす身体に」
057 飛竜 「それで大人になったと…」
058 スィー 「まぁそういうことで…」
059 飛竜 「夢が正夢ってわけか」
060 スィー 「それより早くお月見しましょう!」
061 飛竜 「お団子とフルーツのお供え物を用意した」
062 スィー 「じゃあ、お月様に感謝」
063 飛竜 「感謝?」
064 スィー 「いつもありがとうございますって」
065 飛竜 「まぁ、よくわからんが…いつもありがとうございます」
066 スィー 「じゃ、お供え物食べましょうか」
067 飛竜 「早っ」
068 スィー 「お月様に感謝しながらお供え物を食べるのが正しいお月見よ」
069 飛竜 「そうですか…」
070 スィー 「では、頂きます」









作者のツブヤキ
 また中途半端な作品書いてもうた。
なんだか最近輪をかけて作品がダメで、困りもの。
つくらなきゃって追い詰めているのがいけないのかも。
心のゆとりが欲しい今日この頃です…

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