司教様の一日

司教様の一日

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :2:1
総セリフ数 74
製作日 2009/8/3〜2009/8/3
概要説明  とても神に仕えているとは思えない司教様の前に懺悔をしにきた人達。
果たしてその懺悔の効果は?
利用にあたって 利用規約
目安時間 4分程度   【〜5分】
登場キャラ セリフ数 性別 備考
クィンクル 37 腐れ司教様(笑)神の言葉を信じず、自分勝手に言いまくる。彼に懺悔してはダメだ。
デュロ 27 恋に悩む乙女。彼氏のことがどうしても気になるようだ。
ジェード 10 自称さすらいの天才詩人。町で会った女性にべた惚れ中。






【教会】(クィンクルが教会のど真ん中に立ち、両手を広げる)

001 クィンクル 「今日も教会は開かれる!迷える愚民のためになっ」
002 デュロ 「あの…」
003 クィンクル 「はいはいはい。寄付は24時間受け付けてますよ。お嬢ちゃん」
004 デュロ 「あ、寄付じゃないんです…」
005 クィンクル 「献金は感謝の気持ち。惜しまずお出しなさい」
006 デュロ 「献金でもないんです」
007 クィンクル 「貧乏人は帰れと神は言っております」
008 デュロ 「え、そんな」
009 クィンクル 「財を投げうつ精神が我が神に愛される信仰心」
010 デュロ 「懺悔室ってどこにありますか?」
011 クィンクル 「ほぅ、神の窓をお探しか!」
012 デュロ 「はい…悩み事がありまして…」
013 クィンクル 「仕方ない、ご案内しましょう」
014 デュロ 「お忙しい中、すみません」
015 クィンクル 「はいはい。どうぞこの中に入って」
016 デュロ 「はい」
017 クィンクル 「ちょっと揺れるかもしれないけどそれは仕様だから」
018 デュロ 「え?」
019 クィンクル 『いやぁ、一度揺らしてみたかったんだよね』(懺悔室という箱部屋をガタガタ揺らす)
020 デュロ 「きゃあっ」
021 クィンクル 「恐れることはない神が降臨なさっただけだ」
022 デュロ 「あ、はい…」
023 クィンクル 「神の前では嘘ひとつついてはいけない。この部屋ではな」
024 デュロ 「はい」
025 クィンクル 「では懺悔しろ」
026 デュロ 「あ、はい」
027 クィンクル 「早く。時間が勿体ない」
028 デュロ 「え?」
029 クィンクル 「チッチッチッチッ、5秒経過」
030 デュロ 「時間制限あるんですか?」(不安そうに)
031 クィンクル 「別にないけど」
032 デュロ 「はぁ…」
033 クィンクル 「そろそろ帰るよ?」
034 デュロ 「え?ま、待って下さい」
035 クィンクル 「ぱっぱと用件言う」
036 デュロ 『なんか対応悪いな、この懺悔室』
037 デュロ 「先日、彼氏から告白されまして…付き合うことになったのですが、その彼についてなんですが…」
038 クィンクル 「愛の告白じゃなくて罪の告白しろっての」
039 デュロ 「好きって言ってくれた割に何もしてくれないんです」
040 クィンクル 「あぁそう」
041 デュロ 「普通デートに誘ったり、家に来たりとか色々ありませんか?」
042 クィンクル 「知るか」
043 デュロ 「どうすればいいのですか神様」
044 クィンクル 「ここは神の箱。恋の相談室じゃない帰れ」
045 デュロ 「彼を振り向かせるテクを教えて下さいっ」
046 クィンクル 「名前を呼べばいい」
047 デュロ 「なるほど…」
048 クィンクル 「さ、帰れ帰れ」
049 デュロ 「他には?」
050 クィンクル 「あ?他?」
051 デュロ 「名前を呼ぶほかに」
052 クィンクル 「後ろ髪ひっぱとけ」
053 デュロ 「なるほど。ありがとうございました」
054 クィンクル 「よし、また迷える愚かな民を救った」



【懺悔室】(2人目の来訪者)

055 ジェード 「おぉ、神よ!私の懺悔を聞いて下さい!!」
056 クィンクル 「仕方ない…聞いてやろう」
057 ジェード 「あぁ、この押さえられない気持ちはどうすればいいんですか!?」
058 クィンクル 「何が」
059 ジェード 「胸が高鳴って仕方がないのです!」
060 クィンクル 「とりあえず精神安定剤飲んでろ」
061 ジェード 「あぁ、抑えられるわけもない。この気持ち…」
062 クィンクル 「理由は?」
063 ジェード 「詩(うた)にしたくてもとても表せません」
064 クィンクル 「帰っていい?」
065 ジェード 「私は天才詩人のジェード!町で会ったあの美しい娘さん。私は2階から見つめることしかできない。あぁ!」
066 クィンクル 「……」
067 ジェード 「あぁ、神様ッ。私はどうすればいいのですかっ」
068 クィンクル 「とりあえずその2階から飛び降りろ」
069 ジェード 「おぉ!神は彼女に抱きつけと言うのですね!」
070 クィンクル 「え…」
071 ジェード 「わっかりました。試してみましょう神のお言葉となるならばっ!」
072 クィンクル 「それは…」
073 ジェード 「あぁ!素晴らしいお言葉ありがとうございました!ららら〜」
074 クィンクル 「…俺は知らないからな」






作者のツブヤキ
 また謎な作品を創ってしまいました。どうせならもっとチャけた作品を書きたかったですね。
中途半端な話で申し訳ない。
自分の小説の方では結構宗教団体が描かれるんですよね。
結構奥が深くなるので宗教団体を入れると楽しいんですよね。何を信仰しているとか。
この司教様はマネーだと思いますけどね(笑)

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