シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♂:1♀:2 |
総セリフ数 | 128 |
製作日 | 2008/12/26〜2008/12/26 |
概要説明 | さて、年明け。いつもは人気のない神社はいつにない賑わいを見せる初詣。 小遣い稼ぎのつもりで巫女さんバイトに応募した二人はせかせかと働いて… さて、沢山の人に疲れた神主は人気のないところを求めて歩いて行きました。 |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 | 9分半程度 【〜10分】 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
神主 (かんぬし) |
61 | ♂ | 神社の神主。イケメンメガネ。顔はいいが、性格悪い |
桜庭結 (さくらば ゆい) |
48 | ♀ | 短期巫女バイトに応募した高校生。千春と親友。 |
千春 (ちはる) |
19 | ♀ | 短期巫女バイトに応募したが、茶髪で断られた高校生。千春と親友。性格いい。 |
001 | 神主 | 「あぁ、疲れた」 |
002 | 結 | 「確かに。さすが、正月ってだけありますね」 |
003 | 神主 | 「神様、死ねばいいのに…」(ボソ |
004 | 結 | 「え、ちょっ、何言ってんの!?」 |
005 | 神主 | 「大体神様なんていると信じてるの?ぷぷっ」(笑いを堪えている) |
006 | 結 | 「え?だって、神主様?」 |
007 | 神主 | 「あれは親がやっているんだよーぶぶっ、ぷー」(吹き出す) |
008 | 結 | 『どこのサンタだよっ!』 |
009 | 神主 | 「大体さー、神様なんているわけないじゃん?」 |
010 | 結 | 「えぇっ!?神主様がそんなこと言っていいの!?」 |
011 | 神主 | 「何?神主に人権ないの?そーなの?神主だよ?」 |
012 | 結 | 『このメガネうざー…』 |
013 | 神主 | 「神主だって人間さ。人権はある。発言の自由だ!」 |
014 | 結 | 「そうですか…」 |
015 | 神主 | 「しかし、人多かったねー、初詣」 |
016 | 結 | 「そりゃ、まぁ、初詣(?)ですもの」(理由になってない) |
017 | 神主 | 「あー、この人たち皆お金入れて早々と帰ってくれないかなー」 |
018 | 結 | 「いや、ちょっと腹黒発言?」 |
019 | 神主 | 「あー、神様死んでくれないかなー。マジ神職めんどくさいよ?」 |
020 | 結 | 「いやいやいや、神様は死ねないでしょ。一度死んでるようなものですから」 |
021 | 神主 | 「そなの?ってことはゾンビか。うわッキショッ!それはキショいな」 |
022 | 結 | 『絶対この人、神主似合ってないと思う…』 |
023 | 神主 | 「あー、頼むから死んでくれないかな…」 |
024 | 結 | 「3回目…」 |
025 | 神主 | 「あぁ、もう!3回でも4回でも言ってやるよ!そんなに私のセリフが聞きたいか!なら言ってやるよ!!」(怒る) |
026 | 結 | 「い、いえ。遠慮します…」(顔そむける) |
027 | 神主 | 「ほら、遠慮しないで…」 |
028 | 千春 | 「神主様」 |
029 | 結 | 「千春、社務所の方は一段落したの?」 |
030 | 千春 | 「全然。人が多すぎてお守りが売り切れてしまって」 |
031 | 神主 | 「…んー」(考え込む) |
032 | 千春 | 「神主様、お守りの箱ってどこにありますか?」 |
033 | 神主 | 「んーー?」(額に手を当てて考え込む) |
034 | 千春 | 「あの…神主様?」 |
035 | 神主 | 「あ!思い出した!!」 |
036 | 千春 | 「で、どこに…」 |
037 | 神主 | 「茶髪女だなっ」 |
038 | 千春 | 「はぃ?」 |
039 | 神主 | 「面接の時、茶髪で来た女だな?」 |
040 | 結 | 「うわ…無駄に記憶力いいよ、この神主…」(呟く) |
041 | 神主 | 「次の方ー、どうぞー」 |
042 | 結 | 「あ、はい。失礼します」 |
043 | 神主 | 「あ、座って座って。お茶もうじきくるから」 |
044 | 結 | 『わ…メガネのイケメン神主…』 |
045 | 神主 | 「さてと…ごめんね、時間なくて履歴書目を通せなくて今見るんだけど」 |
046 | 結 | 「あ、いえいえ!私も履歴書、書くの初めてだったので、至らぬ点があったかもしれません…」(恐縮) |
047 | 神主 | 「人間紙切れじゃないよ?よく数値とか文字で判断してるけど、大事なのはそんな履歴書とか言う紙切れじゃないの。だから私は面接重視しているのさ」 |
048 | 結 | 『いいこと言うなぁ…素晴らしい神主さんだ』 |
049 | 神主 | 「えーと…名前が…サクラバ…ユイ?」 |
050 | 結 | 「はい。桜庭結です!」 |
051 | 神主 | 「採用ッ!!」(即答) |
052 | 結 | 「え?」 |
053 | 神主 | 「君はここの神社の巫女さんだ」 |
054 | 結 | 「ちょ…大丈夫なんですか?質問とか…履歴書だけでは不十分って…」 |
055 | 神主 | 「名前が、らしい!イイ!」 |
056 | 結 | 「名前…ですか?」 |
057 | 神主 | 「名前…特に『桜』。和が溢れている。純和風」 |
058 | 結 | 「え…でも、名前だけじゃないですよね、基準」 |
059 | 神主 | 「ん?いや、やっぱり印象だよね。大事なのは」 |
060 | 結 | 「はぁ…?そう…なんですか」(はぁ…はイマイチ理解できないという感じの語尾が下がる) |
061 | 神主 | 「年始は忙しくなるから覚悟しておいてね」 |
062 | 結 | 『大丈夫なんだろうか…不安になってきた…』 |
063 | 神主 | 「次の方ー、どうぞー☆」 |
064 | 千春 | 「失礼しますー」 |
065 | 神主 | 「あ?」 |
066 | 結 | 「あ、千春ー」 |
067 | 千春 | 「ゆっち!…あ、巫女募集見て来ました」 |
068 | 神主 | 「あんたさー…神職なめてんの?」(眉寄せていちゃもんつける) |
069 | 千春 | 「え?な、なんですか?」(戸惑う) |
070 | 神主 | 「か・み。…茶髪って、君、なめてるでしょ」(自分の髪を指差し、下から脅すような上目遣い) |
071 | 千春 | 「え、いや、何か気に障ったんですか?」 |
072 | 神主 | 「何か気に障ったんですかぁ?ふざけんなっ!」(机蹴飛ばす) |
073 | 千春 | 「きゃっ」 |
074 | 神主 | 「巫女は黒髪ってきまってんだろうが!!」 |
075 | 千春 | 「ごめんなさい…」 |
076 | 神主 | 「二度と顔見せんな。いいな?」(ヤのつく人のように) |
077 | 結 | 「ちょっと待って下さいッ!千春は悪い子じゃないんですっ」 |
078 | 神主 | 「結くん…」 |
079 | 結 | 「今は個性の時代。皆みんな黒髪じゃなくてもいいじゃないですかっ」 |
080 | 神主 | 「確かにな。アニメで黒髪だけにするとキャラが見分けられなくなるから、ありえない髪色もさも当然のようにいるわけで…」 |
081 | 結 | 「いや、別にアニメに例えろとは…」 |
082 | 神主 | 「この茶髪女を認めろと……ふむ」 |
083 | 千春 | 「お仕事頑張りますからっお願いします」 |
084 | 神主 | 「そうだな…髪色も個性のひとつだ」 |
085 | 結 | 「じゃあ…」 |
086 | 千春 | 「ありがとうございますっ!」 |
087 | 神主 | 「…そんなこと言うと思ったか!これだけは譲れないねっ。黒髪がそんなに嫌ならキツネ色に染めて狐耳つけたら許してやる」 |
088 | 結 | 『趣味丸出し…』 |
089 | 千春 | 「…それは」(躊躇う) |
090 | 神主 | 「神職なめんなっ」 |
091 | 結 | 『あんたがな…』 |
092 | 神主 | 「黒髪のはっつん…」 |
093 | 千春 | 「あの時はすみませんでした…ですが、友人に黒髪似合わないって言われていたので、黒髪に抵抗があって…」 |
094 | 神主 | 「友人?」 |
095 | 結 | 『わ…私だっ』(焦り) |
096 | 神主 | 「誰だね、そんなこと言った人間は!私が丑三つ参りで成敗しよう」 |
097 | 千春 | 「あの…それより、ひとつ聞いてもいいでしょうか?」 |
098 | 神主 | 「ん?」 |
099 | 千春 | 「何で私のだけ結のような布ではなく、つるつるしたナイロン製なんですか?」 |
100 | 結 | 「言われて見れば…なんかコスプレしているようにしか見えないかも」 |
101 | 神主 | 「いや、コスプレでやった方がいいかなって」 |
102 | 結 | 「やった方が、いくはない」(呟く) |
103 | 神主 | 「というわけで、お守りは玄関ね」 |
104 | 千春 | 「あ、はい。どうもありがとうございましたー」 |
105 | 神主 | 「…神様滅びねーかな」 |
106 | 結 | 『また、ぶっちゃけた、この神主様』 |
107 | 神主 | 「私がなる?私がなっちゃう?私が新世界の神だ!私を崇めろ!讃えよ!」 |
108 | 結 | 「めんどくさい…」 |
109 | 神主 | 「ふはははははははっ」 |
110 | 結 | 「神主様、おみくじが売り切れそうですよ」 |
111 | 神主 | 「おみくじだぁ?ぷぷっ…ただの紙っきれじゃん」 |
112 | 結 | 「神主様…そろそろまずくないですか?職業上…」 |
113 | 神主 | 「ぷーっ、もう笑いがとまらないっ!あの賽銭箱の金は全部、私の財布へ行くかと思うと…あははははは」 |
114 | 結 | 「神主が壊れた…」 |
115 | 神主 | 「大丈夫。君たちのバイト料もそこから出るから。もちろん小銭でー」 |
116 | 結 | 「なんだかこの神主非常にムカついてきた…」 |
117 | 神主 | 「あー、写真撮ろうとする人は一人500円ね。無許可で撮ってる人は盗撮で訴えるからー。いやーいいね、最近の風潮は巫女ってだけでいい商売」 |
118 | 結 | 「…ぉい、メガネ…」 |
119 | 神主 | 「はぃ?」(笑いながら) |
120 | 結 | 「これ以上、調子乗るとメガネ割んぞ…」 |
121 | 神主 | 「あー、私は地域の方々とお酒飲んで行きますので、あとは頼みましたよー」 |
122 | 結 | 「神主様…バイト代に上乗せして一発殴らせて下さいね♪」 |
123 | 神主 | 「ゑ…」 |
124 | 結 | 「無性に腹立っちゃって…」(にこにこ笑いながら拳振り上げる) |
125 | 神主 | 「か、神よ。お助け下さいっ!!」(真っ青になって逃げ出す) |
126 | 結 | 「そういうの都合のいい神頼みって言うんですよ、神主様♪」 |
127 | 神主 | 「お、お助けを〜…」 |
128 | 結 | 「今年はいい年でありますように♪」 |
作者のツブヤキ |
明けましておめでとうございます!!というシナリオです♪ すみません、1月の企画で相応しいかギリギリのラインになってしまいましたorz 和風と言ったら、神社と巫女なんですがw 日本人は黒髪であるべきと思ってしまったのは私だけなんでしょうかwww 茶髪とかはあまり好きじゃないんです…明らかに染めたって方かな。黒髪もったいないです。 まともだった神主を崩壊させたのはなんだったのかwww ちなみにこの神主、面接室一面にアニメのポスター貼る人です。本人曰く、神社の登場するアニメならOKだろ。 ねー。 作った当時ではまだ年を越えていませんが…皆さん、今年もいい年にしましょぅ!! |
(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります) |