シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♂:2♀:3 |
総セリフ数 | 90 |
製作日 | 2008/12/22〜2008/12/22 |
概要説明 | 嫌らしい上司が今日も部下たちをいじる。 しかし、いじられる部下たちはそれまた特別ものたち。 いやらしい課長の嫌がらせが始まる |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
前沢 勉 (まえさわ つとむ) |
44 | ♂ | 中小企業の課長。思い込みが激しくいやがらせをしてストレス解消。 |
狩野 (かのう) |
12 | ♀ | 呼び名を3つ持ち合わせるマシーンブレイカー。彼女の手にかかればどんな機械でも壊れる |
塩谷 (しおや) |
13 | ♀ | 頼れるお姉さん系。課長を忌み嫌う |
高野 (たかの) |
12 | ♂ | 課長より仕事のできる男。身長190cm |
上村 (かみむら) |
9 | ♀ | 明るく恥ずかしがり屋な新人社員 |
001 | 前沢 | 私は前沢 勉。37歳、中小企業の課長をしている |
002 | 狩野 | 「前沢課長」 |
003 | 前沢 | 私の実力が十二分に認められず、このクラスにとどまっている。私の実力ならば役員幹部会議に出席する自信があるのだ |
004 | 狩野 | 「前沢課長ー」 |
005 | 前沢 | 才能も実力も認めない、この職場は私に適した場所ではないのだ。いずれ、見切りをつけてやめてやろうか |
006 | 狩野 | 「前沢ー」 |
007 | 前沢 | ふ…いずれ、私の才能にすがり、土下座しにくる時がくるだろう。ふふふ |
008 | 狩野 | 「前さわりーの!」(外人名っぽく) |
009 | 前沢 | 会社にはなくてはならない存在なのだよ私は |
010 | 狩野 | 「前沢っち☆」 |
011 | 前沢 | しかし、どうせ私の部下は能無しばかり…何だ?私の力で一人前に育てて欲しいのか、会社は |
012 | 狩野 | 「気持ち悪いんだよ、いつもニヘラニヘラしてっ!」 |
013 | 前沢 | 「ん?何かね?かのう君」 |
014 | 狩野 | 「『かの』です!」 |
015 | 前沢 | 「あぁ、かの君。何かね私の机の前に立って。私の見晴らしを悪くせんでもらいたいんだが」 |
016 | 狩野 | 「えと…コピー機、煙出しちゃいました」 |
017 | 前沢 | 「は?」 |
018 | 狩野 | 「フツーにコピーしていたんですけど、何故かプシュンとか言って煙もくもく出しちゃって」 |
019 | 前沢 | 「かの君、君はこの前も壊したよね」 |
020 | 狩野 | 「すみません、今度は私悪くないですよ」 |
021 | 前沢 | 「前回も悪くないと言っていたけど、君が一度に紙を大量に入れて紙詰まりさせたのが原因だっただろうが」 |
022 | 狩野 | 「うーん」 |
023 | 前沢 | 「あー、誰だ。かの君にやらせるなと言っていた仕事やらせたのは!」 |
024 | 塩谷 | 「私ですけど、何か」 |
025 | 前沢 | 「しおたに君か!君、困るじゃないか。マシーンブレーカーのかの君にコピー任せちゃ」 |
026 | 塩谷 | 「『えんや』ですが」 |
027 | 前沢 | 「えんや君、困るんだよ。使えない人に任されちゃ」 |
028 | 塩谷 | 「困るんだよ、名前間違えられちゃ」 |
029 | 前沢 | 「あ?」 |
030 | 塩谷 | 「いえ。何でもないです」 |
031 | 前沢 | 『ちっ、なめているな。目にものをみせてやらないと威厳が保てないな』 |
032 | 塩谷 | 「もう戻ってもいいですか?」 |
033 | 前沢 | 「君、確かよく田舎の山奥に憧れているとか言っていたよねぇ?」 |
034 | 塩谷 | 「それが何か?」 |
035 | 前沢 | 「勤務先、そっちに移してもいいんだよぉ?」 |
036 | 塩谷 | 「遠慮します」 |
037 | 前沢 | 「でも、仕事できない人間、会社にいらん」 |
038 | 塩谷 | 「……」 |
039 | 前沢 | 『ほらほら、困ってる困ってる』 |
040 | 塩谷 | 「課長」 |
041 | 前沢 | 「ん?」 |
042 | 塩谷 | 「パワハラです」 |
043 | 前沢 | 「ナンデストッ!?」 |
044 | 塩谷 | 「ちなみに私はあなとのくどい顔が嫌いなので今後呼ばないでください。顔も見たくない」 |
045 | 前沢 | 「こ、こらっしおたに!お、おおお前、ななななにを!」(怒りで顔真っ赤) |
046 | 塩谷 | 「『えんや』です」 |
047 | 上村 | 「課長、課長、課長!」 |
048 | 前沢 | 「うえむら、社内を走るな」 |
049 | 上村 | 「『かみむら』です!」 |
050 | 前沢 | 「お前たち紛らわしいんだよっ」 |
051 | 上村 | 「ごめんなさいっ」 |
052 | 前沢 | たまにはこういうこともしないと身がもたないな |
053 | 前沢 | 「かみむらくぅん、最近調子はどうなの?」 |
054 | 上村 | 「調子…ですか?」(首かしげる) |
055 | 前沢 | 「プライベート」(肩抱く) |
056 | 上村 | 「んんー…あんまりですよ?」(少し嫌がるように) |
057 | 前沢 | 「仕事とかぁ…大変じゃなぁい?」 |
058 | 上村 | 「け、結構大変ですね」 |
059 | 前沢 | 「今晩さぁ、食事に行かない?いいお店知ってるんだよ。そこで仕事のお話してもいいよぉ?かみむらくぅん」 |
060 | 上村 | 「あの…あの…」 |
061 | 前沢 | 「いいんだね。じゃあ予約しとくよ」 |
062 | 上村 | 「えぇぇ…」 |
063 | 高野 | 「おい」 |
064 | 前沢 | 「あ?」 |
065 | 高野 | 「セクハラで訴えるぞ」 |
066 | 前沢 | 「ただ、かみむら君を食事に誘っただけだ」 |
067 | 高野 | 「彼女が嫌がっているだろ」 |
068 | 前沢 | 「お前は…えぇと……こうのだなっ」 |
069 | 高野 | 「『たかの』だ。漢字も読めないのか、課長は」 |
070 | 前沢 | 「ななな…ほかの奴らが裏をかくから裏をかいたというのに…」 |
071 | 高野 | 「あ、課長。この度マーケティング課のほかに人事権を持つことになりました」 |
072 | 前沢 | 「は?」 |
073 | 高野 | 「現場を見て人事をした方がより良い会社がつくれるという経営者の方針なので」 |
074 | 前沢 | 「経営者が何だって?」 |
075 | 高野 | 「正直、課長を見ていると社員に手を出してばかりで全体の士気低下を起こしていますので、ここにいられても非常に迷惑だと分かりました」 |
076 | 前沢 | 「こうの君、それは…」 |
077 | 高野 | 「『たかの』ですが」(怒含ませて) |
078 | 前沢 | 「何を言いたいか分からないんだが」 |
079 | 高野 | 「課長の席は向こうになります」 |
080 | 前沢 | 「超ッ窓際!!私がいてもいなくてもいい存在か!」 |
081 | 高野 | 「はっきり言って邪魔なんで」 |
082 | 前沢 | 「きききききき君、しし失礼じゃないかね」(顔真っ赤) |
083 | 高野 | 「上からの命令なんで」(にっこり) |
084 | 前沢 | 「あぁ、誰だ?上に虚偽の申告をしたのは!かのか?えんやか?かみむらか?」 |
085 | 狩野 | 「私、『かりの』なんですけど」 |
086 | 塩谷 | 「『しおたに』です」 |
087 | 上村 | 「『うえむら』なんですけど…」 |
088 | 前沢 | 「あぁ!自分の名前がまともな気がしてきたっ」 |
089 | 高野 | 「現実逃避は程々に」 |
090 | 前沢 | 「もういいよっ!勝手にしろい!」 |
作者のツブヤキ |
スミマセン眠いです。寝ながら書いていました。 とりあえず、いじられ課長を書きたかっただけで…終わりがグデグデになっていますが、楽しんで演じて頂ければ…と思います。 ところで、この作品では一つの名前なのに複数の別名が登場します。私も調べたわけではないですが、地方によって呼ばれ方が違ったのでしょう。 パウロがポールとか呼ばれたりするイメージですかねw 間違えてしまうのは名前だけではなく、名字も…というわけですね。気をつけないと。 |
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