Student Birthday

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◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :1:1不問:1
総セリフ数 92
製作日 2008/12/16〜2008/12/17
概要説明  高校生物教師・尾崎はとても生徒たちから好かれる人間であった。
村上は家の都合により山間部で一人暮らしをし、暮らしていた。
村上が高校二年の時に尾崎が担任で、尾崎は村上の事情を知り、何かしら色々とやってきた。
この好意からいつしか恋愛感情を抱き始める村上。
高校三年になって尾崎が担任でなくなり…
利用にあたって 利用規約
目安時間 6分程度   【〜10分】
登場キャラ セリフ数 性別 備考
尾崎 祐
(おざき ゆう)
46 生物教師。優しさゆえに生徒から人気がある
村上 秋
(むらかみ あき)
44 一人暮らしをしている。尾崎を慕っている。
生徒 2 登場しなくても問題はないが…雰囲気作りに貢献。






【学校】(教員室入口付近)

001 生徒 「先生さようならー」
002 尾崎 「おぅ。気をつけて帰れよー」
003 生徒 「また明日ー」
004 村上 「あ、またねー」(クラスメイトに会釈)
005 尾崎 「……村上?いるなら入って来い、寒いだろ?」(コーヒーすすりながら)
006 村上 「あ、いや…」(躊躇う)
007 尾崎 「みんな会議で出払ってるからいいぞ?」
008 村上 「…じゃ、じゃぁ。失礼します〜」(遠慮がちに)
009 尾崎 「どうした?」
010 村上 「いや…何でもないですよ?」
011 尾崎 「そうか?すまないな、先生コレ丸つけしないといけなくてな」
012 村上 「あー、平気です、平気ですよ」
013 尾崎 「そうか。最近調子はどうなんだ?」
014 村上 「体調は悪くないですよ?風邪引いたら真っ先に休みますしね」
015 尾崎 「いや、体調もそうだけど。…学問の方はどうなんだ?」
016 村上 「先生ったら分かってるくせにー」
017 尾崎 「いやいやいや…もしかしてヤバいのか?」
018 村上 「二年の時の成績知ってますよね」
019 尾崎 「あれ?村上はできる子だったか?」
020 村上 「覚えていないんですか?」
021 尾崎 「もう歳だなぁ」
022 村上 「まだ三十路に行かない人が何言ってるんですか」
023 尾崎 「村上もこの歳になればきっとわかるぞ」
024 村上 「分かりたくありません♪」
025 尾崎 「若いっていいなぁ」
026 村上 「先生は若い子好きじゃないんですか?」
027 尾崎 「なんかロリコンみたいな言い方をしないでくれ」
028 村上 「ロリコンー」
029 尾崎 「あー!間違えた。間違えちゃったよ」
030 村上 「どれどれ?…あー、可哀相だね、こんな修正されたプリント返ってくる子」
031 尾崎 「村上が変なこと言うからだぞ」
032 村上 「人のせいにするのはよくないですよー」
033 尾崎 「…ふぅ。お?村上、バスそろそろなんじゃないのか?」
034 村上 「あ…え?」
035 尾崎 「1時間に1本しかないんだろ?」
036 村上 「あ、もぅこんな時間!バスまでの待ち時間の暇つぶしのつもりがっ」
037 尾崎 「先生は暇つぶし相手か…」
038 村上 「ん、じゃぁ行くねっ!先生さようなら!…大好きだよ」
039 尾崎 「は?…先生じゃなく、そういうのは彼氏に言え…」(呆れ)



【夜の校門付近】(雨が降っている。仕事が終わり尾崎、帰宅へ)

040 尾崎 「やっと終わった…。というか校内の敷地に駐車させてくれないってどういう嫌がらせよ。こういう雨の時、離れた駐車場行くの面倒なんだよ……あ?」(バス停に佇む村上発見)
041 尾崎 「おい、何やってんだよ!」
042 村上 「あ…先生」(ずぶ濡れ)
043 尾崎 「こんな雨ん中、傘もささないで何やってんだって!」
044 村上 「バス…時刻表改定されてて最終逃しちゃった…あはは」
045 尾崎 「体、すっかり冷えきってんじゃないか…何で学校戻ってこなかった?」
046 村上 「先生の邪魔しちゃ悪いなって」
047 尾崎 「家まで送ってやる。来い、な?」
048 村上 「うん…」



【車内】(助手席に村上乗せる)

049 村上 「先生、袋ないですか?」
050 尾崎 「袋?」
051 村上 「先生の車濡らしちゃうもん」
052 尾崎 「あぁ、気にすんな。あ…俺のYシャツ貸すから着替えろ」
053 村上 「ここで?」
054 尾崎 「外に出たら濡れるだろ」
055 村上 「んー…」
056 尾崎 「俺は後ろ見てるから」
057 村上 「私の背中?」
058 尾崎 「車のだ!」
059 村上 「わかってるよ♪」
060 尾崎 「大人をからかうな…」
061 村上 「じゃ、お借りしますね」
062 尾崎 「脱いだのは下の袋に入れておけ」
063 村上 「ん…」
064 尾崎 「……もう出発していいか?」
065 村上 「うん。お願いします」
066 尾崎 「お前さ〜、何バカやってんだ?風邪ひくだろ」
067 村上 「先生が迎えに来てくれるって思ってたもん」
068 尾崎 「早く見つけたらよかったものの、もし俺の残業が長引いたり、今晩の晩飯を考えながら歩いていたらお前はずっとあそこにいたことになるんだぞ」
069 村上 「車の中でも説教ですか?」
070 尾崎 「説教は俺もしたくないさ」
071 村上 「ならしないでくださーい」
072 尾崎 「さて、今何時か……」(携帯を開いて絶句する)
073 村上 「先生どうしたの?そっちは家じゃないよ?」
074 尾崎 「村上。村上って苺のショートケーキが好きだったっけか?」
075 村上 「うん!チョコも好きだけど…」
076 尾崎 「…村上、今日家くるか?」
077 村上 「家って、先生の?」
078 尾崎 「その方が近いし、服乾かして帰ればいいだろ?」
079 村上 「ほんとにいいの?」
080 尾崎 「いやぁ、すっかり忘れてた。ごめんな」
081 村上 「何が?」
082 尾崎 「誕生日おめでとう、村上」
083 村上 「あれ?」
084 尾崎 「お前から教えられた情報が間違ってなければ今日が誕生日だぞ」
085 村上 「あ、誕生日だったんだ。忘れてたな」
086 尾崎 「おぃおぃ、自分の誕生日くらいは覚えてろよ」
087 村上 「あはは、じゃあ今日はフランスのフルコース食べに行こう、先生♪」
088 尾崎 「そんな金は無い」
089 村上 「仕方ないなー、ケーキと先生の手料理で勘弁してあげる」
090 尾崎 「勘弁ってレベルならそのまま村上家に向かうぞ」
091 村上 「ごちそうになります♪」
092 尾崎 「ここまで育っておめでとう…だな」






作者のツブヤキ
 誕生日おめでとうございます!
ご希望どおりの作品が作れなかったような気がしますし、特別ってな作品でもないですものね。
すみません。というかシナリオをプレゼントって何を考えているんだろう。根本的に何かを間違えていたんだ。
こんなものでも受け取って頂ければ嬉しいです、姫。

でも、いたなー好きな先生って。必ず学校に一人は。優しかったり生徒のことをよく考えていたりと。
近頃の先生方は無関心が多く、また堅く、規則規則と厳しいですし、何を考えているのかよく分からないってのがありますよね。
今作のような関係はまずいですが、生徒とコミュニケーションをとることって大切だと思いますよ。

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