暴走戦隊ボーレンジャー!<font size=-3>-落書き怪人ペイン-</font>

暴走戦隊ボーレンジャー!-落書き怪人ペイン-

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :6:1不問:1
総セリフ数 132
製作日 2008/12/5〜2008/12/5
概要説明  世界の平和を守るため、彼らは立ち上がった。
人々の顔や体にペイントしていく悪の組織、ペインター。歩いていたら突然落書きされた。商店街のシャッターにスプレーでやられた。
市民の悲鳴を聞きつけ、駆けつけたボーレンジャー。今日も彼らは正義の熱い魂を暴走させる。
利用にあたって 利用規約
目安時間
登場キャラ セリフ数 性別 備考
レッド 38 レンジャーのリーダー。情熱的で正義に強く憧れている
ブルー 21 レンジャーのサブリーダー。レッドの補助役。時たまスイッチが入ると激しく落ち込む
イエロー 10 三度の飯より七度の飯。カレーを常時食べる大食い太っちょ
ピンク 13 レンジャー唯一の華。チーム内の憧れの的。かわいい
ブラック 15 嫌みな嫌われ役。いつもどこかの陰に潜んでいる。
ペイン 23 悪の組織、ペインターの幹部。普段は優しい豆腐屋のおじさん
青年 7 ペインにやられる役と通行人役
警官 5 婦人警官または警官






【ヒーローの秘密基地】(5人がホールで練習中)

001 レッド 「今日も世界の平和を守るため!」
002 ブルー 「悪の組織は許さない」
003 ブラック 「日々正義を掲げて戦い続ける」
004 イエロー 「正義を暴走させて…カレーうまうま」
005 ピンク 「暴走戦隊、ボーレンジャー!」
006 レッド 「……カット」(緊張が緩み、空気が和らぐ)
007 ピンク 「はい、お疲れさまですー」
008 ブルー 「ふぅー…」
009 ブラック 「ズズ…」(お茶すする)
010 イエロー 「カレーうまうま」
011 レッド 「だめだ!だめだめ!お前たちやる気あんのか!?このままじゃ悪の組織にコテンパンにやられるぞ?」
012 ブルー 「だめだめってさ…具体的に何が気に入らないの?」
013 レッド 「もう、全体的に駄目だ。全体的に。何だよカレーうまうまって!カレーでも投げつけるのか?」
014 イエロー 「カレーライスうまうま」
015 レッド 「ライスつけても駄目だっ!っというか、人の話聞く時は食べるのやめろっ」
016 ブラック 「続き…やればいいよ」
017 ブルー 「そうだな。続きやるか」
018 レッド 「待てぃっ!まず、出だしの『世界の平和を〜』ってのが気に入らない!世界って規模大きいだろう」
019 ピンク 「じゃあ、お国?」
020 ブラック 「政府の犬っぽい」
021 ブルー 「地域か?」
022 レッド 「どォしてだよッ!地元のローカル戦隊みたいじゃないかっ!町おこしじゃないんだぞ、町おこしじゃ!」
023 イエロー 「お米の平和…」
024 レッド 「おめーはもう黙ってろッ!」
025 ピンク 「まぁまぁ、レッドさんも落ち着いて…ね?」
026 レッド 「ぅん…まぁ…ね。さ、気を取り直して…」
ピーピーピー(サイレン鳴る)
027 ブルー 「街中で悪の組織が出現!被害拡大中!リーダー!出動だ」
028 レッド 「よしっ出番かッ。全員配置につけ!」(バイクに跨がる)
029 ブラック 「ブルン…」
030 ピンク 「出動準備OKです♪」
031 イエロー 「カレーこぼした…」
032 レッド 「ボーレンジャー出動ッ!」
キュルルルルル…
033 レッド 「ん?」
ギュキュルルルルル…(エンジンかからない)
034 レッド 「あれ?」
キュルルルルル…
035 ブルー 「リーダー…もしかして…」
036 レッド 「…エンコ(エンジン故障の略)した…」



【商店街】(通行人があちこちで倒れている)

037 ペイン 「だーはっはっは、逃げまとえ逃げまとえ。泣き叫べばいい」
038 青年 「や、やめろっ!そ、そんなことされると彼女に嫌われてしまう!よせっ!」(後退する)
039 ペイン 「知ったことか!それで嫌うのであれば、あんたの彼女は美的センスのかけらもないのだろう!」(ジリジリ青年に近づく)
040 青年 「そ、そんなことはないっ!あんたのセンスがおかしんだ!」(尻餅つき、恐怖におののきながらバックする)
041 ペイン 「さぁ、お前を芸術に変えてやる」
042 青年 「よせっ!やめろっ!う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ…」(脱力)
043 ペイン 「だーはっはっはっ、額に『肉』これは王道だな。おまけに一字追加してやろう」
044 青年 「肉汁なんてヒデェ…もぅ生きていく自信なくした…」(絶望声)
045 ペイン 「さぁ、次は誰にしようか…」
046 ブルー 「く…、これはヒドイ…」(倒れている人々見て)
047 レッド 「遅かったか…」
048 ブラック 「このジジイ、シワ増やされてる…ぷぷぷー」(堪えられず吹き出す)
049 ピンク 「この会社員のおじさん、バーコード風に頭皮に油性マジックで書かれてる」
050 ブルー 「被害が大きいな…」
051 ピンク 「きゃっ!どこ触ってるんですか!!」(倒れていたオヤジにお尻触られる)
ドゴォッ(ピンク、オヤジの急所に蹴りいれる)
052 レッド 「なんだとっ!?この変態オヤジめ!」(駆けつけオヤジ踏み付ける)
053 ブルー 「こんのこんの!」(オヤジ蹴飛ばす)
054 ブラック 「オヤジ狩り…。どっちが悪の組織かわからんな」(ぼそり)
055 レッド 「お?みんな、こっちだこっち!」
056 ブルー 「どうした?リーダー。敵でもいたか?」
057 レッド 「見ろ、この女子高生。絶対領域に文字が…」
058 ブルー 「んんー?小さくてよく見えないなぁ?」(にやにやしながら覗き込む)
059 ブラック 「写真撮る?」
パンッパンッパンッ(ピンク、三人の頭を叩く)
060 レッド 「痛ッ…いや、男のロマンというか、なんというか…」
061 ペイン 「おん↓やぁ↑?ヒーローの登場か?」(↓のように抑揚?)
062 レッド 「く、貴様はっ!?…お前がここの街の人々を……」(ペインを見て驚く)
063 ペイン 「いかにも。人々に芸術を教え込んでいたのだ」
064 ブラック 「リーダー、やらないのか?」
065 レッド 「あぁ、やるとも。今日も世界の平和を守るため!」
066 ブルー 「悪の組織はゆるさん!」
067 ブラック 「日々正義を掲げて戦い続ける」
068 イエロー 「正義を暴走させる」
069 ピンク 「暴走戦隊、ボーレンジャー!」
070 レッド 「情熱溢れるレッド」
071 ブルー 「常に冷静なブルー」
072 イエロー 「何でも食べちゃうイエロー」
073 ブラック 「陰より狙撃、狙撃の名手、ブラック」
074 ピンク 「チームに咲く一輪の華、ピンク」
075 レッド 「5人合わせて…ボーレンジャー!!」
076 ペイン 「へぇ…お見事」
077 ブラック 「馬鹿にされている」
078 レッド 「な…なんだとぅ!?」
079 ペイン 「芸術を作り出して何が悪い?お前たちも恩恵を得ただろう?」
080 イエロー 「飯くらはい…」
081 ペイン 「……豆腐食え」
082 レッド 「お前は悪事ばかりで俺たちは恩恵も何も…」
083 ペイン 「そこの少女の太ももを見ていたであろう」
084 ブルー 「く、えげつねー」
085 ピンク 「とにかくセクハラです!女の敵です!大事なお肌に落書きだなんて」
086 ペイン 「さぁ…どうする?どうする?こっちは油性ペン!」(蓋を開け、構える)
087 ブルー 「ふん、笑止。そんな攻撃効くか!リーダー、行くぞッ」(レッドと共に突進)
088 レッド 「だぁっ」(殴り掛かる)
089 ペイン 「ふんっ、『りぃだぁ〜』っと」
090 レッド 「あ゛ぁ〜俺の戦闘服に油性ペンで!!」(脱力)
091 ペイン 「何たるいじめ、何たる嫌がらせ!そんな格好で帰ればママンに怒られることは間違いなし!」
092 ブルー 「く、うかつに近寄れない…」
093 ペイン 「遅いッ!ほっぺぐるぐる〜」
094 ブルー 「のわぁっやられたorz」
095 ブラック 「情けない…覚悟しろ、悪党め!」
096 ペイン 「く、服が黒くて書いても目立たない!ぶぐぅっ」(殴られる)
097 ブラック 「滅びろ滅びろ〜」(馬乗りになりボコる)
098 レッド 「でかした、ブラック!こんの!芋虫がっ!ウジムシ!泣き虫!ゴキブリめっ!」(何度もけり飛ばす)
099 青年 「あ、正義の味方が集団リンチに!?」
100 レッド 「さっきはよくも〜よくも〜」
101 青年 「やいっ悪党共!豆腐屋の優しい親父を捕まえてボコりやがって!」
102 イエロー 「うほっ、豆腐屋」
103 青年 「そこから動くなよ?」(言葉決めて去る)
104 レッド 「…頼むから日頃から悪事働いてください」(土下座)
105 ペイン 「ふっふっふっ、驚いただろう…いつもは商店街で豆腐屋を営んでいるんだ」
106 レッド 「いい人ぶられると俺たちが悪党にされるんで…勘弁してください」(土下座)
107 ブルー 「リーダーが謝ってる」
108 ペイン 「お店のシャッターにスプレーで落書きされて…イライラしていたんだ」
109 レッド 「だったらいい人ぶんないでくれっ頼むから…」
110 ペイン 「…忘れもしまい。あれは中学の研修旅行の時、バスの中でうとうとした瞬間、友人たちが油性ペンで落書きをしてきて」
111 ブラック 「肉と書かれたのか…」
112 イエロー 「肉…」
113 ペイン 「その中に女子も加わっていたのだ!きゃあきゃあ言いながらやるくせにいざやり返すと文句を言う…なんたる理不尽。そこから復讐がはじまった」
114 レッド 「ふっ。何と言おうと悪は悪。成敗だ」
115 ペイン 「お前たちは思わないか?相手にやられるだけやられていいのか?」
116 ブルー 「つまり…ピンクの両太ももに書かないかと?」
117 ピンク 「え…?何言って…」
118 レッド 「確かに不平等だな…」
119 ピンク 「リーダーまで!」
120 ペイン 「よく言った我が同胞。さぁ、ペンを取れ」
121 警官 「あなたたちですね、騒ぎを起こしていたのは」
122 レッド 「え?え?」
123 警官 「迷惑条例違反で逮捕します」
124 ペイン 「ふ…豆腐のように頭を冷やしてくるとするか」
125 警官 「あなたも!」
126 レッド 「ちょっ、俺関係なっ」
127 警官 「ペン持ってるでしょ。いいからきなさいっ」
128 レッド 「ちょ、みんな…ぇ?」
129 警官 「言い訳は署で聞きますからね、きなさいね」
130 レッド 「おぉい…」
131 ブルー 「リーダーがいっちまった…今日は解散だな」
132 ピンク 「お疲れさまでした」






作者のツブヤキ
 ヒーロー物なんてもう12年以上観てないなぁ(笑)
レンジャー系ってものすごい歴史続いていますよね。悪の組織って何で世界征服したがるのだろうと考えたところ、全然思いつかなかったり。
情けないレンジャーってそれはそれで楽しかったり…また書いてみようかな

使用報告・リクエスト・感想・コメント応援・随時、受付中! ⇒   掲示板  

(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります)









台本一覧へもどる

オリジナルボイドラ劇場へもどる

声物語劇団へもどる

ブログを見る

★☆先月の台本人気ランキング☆★