シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♂:2♀:2 |
総セリフ数 | 73 |
製作日 | 2008/11/27〜2008/11/28 |
概要説明 | 農家の娘、メソカの手伝いをするために畑で待機していた幼なじみのルシバ。 ギザギザりんごを抱えながらメソカがやって来て、収穫した作物を納品することになる。 センカダバーズのお店の看板娘アズナに会うために二人はお店へと向かう。 |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 | 5分程度 【〜10分】 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
ルシバ=ホーリー | 24 | ♂ | 発明家の息子。人間。温和な性格の持ち主。 |
メソカ=スリニー | 26 | ♀ | 農家の娘。人間。天然のドジっ娘。まだ幼さが抜け切らない。 |
アズナ・センカ | 14 | ♀ | センカダバーズの看板娘。竜人。大雑把で朗らかな性格。活発系の元気娘。ナイスバディー |
アイル・センカ | 9 | ♂ | アズナの父親。竜人。がさつで気性の荒い。店主としてカルス村に大いに貢献している |
001 | メソカ | 「ルシバー…」(遠くから) |
002 | ルシバ | 「あ、メソカ。どうしたの?」 |
003 | メソカ | 「えと、ルシバが手伝ってくれてるってお父さんから聞いて…」 |
004 | ルシバ | 「それも運んで欲しいってことかな?」(メソカの抱えているギザギザリンゴを見て) |
005 | メソカ | 「え?あ?ち、違うの…きゃっ、イタ…わわわわっ」(指に刺が刺さり、落とす) |
006 | ルシバ | 「休憩にってか。ありがと。でも、持ってくる時はカゴか何かに入れてこないとね」 |
007 | メソカ | 「だねー、刺さっちゃった」 |
008 | ルシバ | 「これをあの竜人のお店に持って行けばいいんだよね?」 |
009 | メソカ | 「あ、うん。ごめんね。いつもいつも」 |
010 | ルシバ | 「いやいや、お世話になっていますから〜」 |
011 | メソカ | 「センカダバーズまでお願いします」(深々と頭下げる) |
012 | ルシバ | 「そういえば、メソカは竜人に慣れた?僕はちょっとまだ恐くて…」 |
013 | メソカ | 「あそこのアズナってっ子は可愛いよ?いい人だし」 |
014 | ルシバ | 「アズナ?」 |
015 | メソカ | 「うん。センカダバーズの看板娘なんだって」 |
016 | ルシバ | 「うーん、見たことないや…」 |
017 | メソカ | 「あれ?そなの?…今いるんじゃないかな?」 |
018 | ルシバ | 「そっか。んじゃぁ行ってみるかな」 |
019 | メソカ | 「ルシバに全部任せちゃうのも悪いから私も行くよ……っとととと!?きゃふっ」(柵から飛び降り足元ふらつき顔面から転ぶ) |
020 | ルシバ | 「大丈夫?」(駆け寄り助け起こす) |
021 | メソカ | 「うん、えへへ…」(照れたように) |
022 | アイル | 「お?スリニーの嬢ちゃん」 |
023 | メソカ | 「こんにちは、アイルさん」 |
024 | ルシバ | 「こんにちは」 |
025 | アイル | 「おぉ、ぼうず。荷物運びか」 |
026 | メソカ | 「アズナさんいますか?」 |
027 | アイル | 「ん?アズナに用か。おい!アズナ!」 |
028 | ルシバ | 『どんな人なんだろう…もっと竜っぽいのかな?』 |
029 | アイル | 「ったく、看板娘だって少し浮かれてんじゃないのか?バカ娘は…」 |
030 | アズナ | 「誰が浮かれてるって?親父」(アイルの後頭部を殴る) |
031 | アイル | 「あたっ!」 |
032 | アズナ | 「親父がウチに配達頼んでおいて、『使えない奴だ』みたいな発言はやめてよね…」 |
033 | アイル | 「あぁ、そうだったな」(思い出したように) |
034 | メソカ | 「あ、アズナ」 |
035 | アズナ | 「メソカ。いつもありがとねー…今日は彼氏でも紹介しにきたのか?」 |
036 | メソカ | 「あ、や、ち、違うの。ルシバは手伝ってくれて…」 |
037 | アズナ | 「ふーん、アッシー?」 |
038 | メソカ | 「ル、ルシバだよ。アッシーって誰?」 |
039 | アズナ | 「ね、君。自分で自己紹介くらいできるでしょ?」(ルシバの顔数センチまで顔近づける) |
040 | ルシバ | 「わっ……ととっ」(驚き飛びのき、つまずいて尻餅つく) |
041 | アズナ | 「ちょ…大丈夫?何やってんだか……よっと」(苦笑後、ルシバの手を引っ張り起こす) |
ぽふっ(勢いでアズナに倒れ込み、胸に顔埋まる) | ||
042 | ルシバ | 『わわっ…柔らか…』 |
043 | アズナ | 「ありゃ?強すぎたかな?」(笑いながら) |
044 | アズナ | 「さて、メソカからちょこっとは聞いたけど…君の名前は何?」 |
045 | ルシバ | 「えと、ルシバ=ホーリーです」 |
046 | アズナ | 「ま、見たまんま人間か。ホーリーって言ったら…あのホーリー?」 |
047 | ルシバ | 「まぁ…そうだね。父さんがそれだよ」(げんなり) |
048 | アズナ | 「で、今日はガールフレンドのメソカのお手伝い?」 |
049 | ルシバ | 「メソカとは幼なじみで、その付き合いで運んできたんですよ」 |
050 | アズナ | 「あー、そいうの男の仕事だもんねー」 |
051 | メソカ | 「いつもルシバに手伝ってもらってるから申し訳なくって…」 |
052 | アズナ | 「あー、気にしないの。そんなの当然だから。どうせあんまやってないんだろうしサ」 |
053 | メソカ | 「ルシバはいつも運んでくれてるんだよー」 |
054 | アズナ | 「そなの?ウチは見たことないよ?」 |
055 | アイル | 「んを?ボウズはいつも届けに来てるぞ?オメーが風呂はいってたり、小便してたりしていない時にな」 |
056 | アズナ | 「そんな話を今しなくてもいいだろっ」(顔真っ赤にしながらアイル殴り店奥へ消える) |
057 | メソカ | 「あ、えと、じゃあ、これお願いしますね」 |
058 | アイル | 「おう、代金は親父さんに渡せばいいか?」 |
059 | メソカ | 「あ、はい。お願いします」(ぺこりと頭下げる) |
060 | アイル | 「あいよ、ご苦労さん」 |
061 | メソカ | 「じゃあ…ルシバ、行こっか」 |
062 | ルシバ | 「あ、うん」 |
063 | メソカ | 「ルシバ、アズナどうだった?」 |
064 | ルシバ | 「うーん、なんというか…フレンドリーというよりは馴馴しかったかな…」 |
065 | メソカ | 「んー、アズナってスタイルいいよね」 |
066 | ルシバ | 『聞いちゃいねぇ…』 |
067 | メソカ | 「あそこで働けばあんな風になれるかな?」 |
068 | ルシバ | 「いや、それはないよ」(笑いながら) |
069 | メソカ | 「男の人はああいうのが好みなんでしょ?」(不安げに) |
070 | ルシバ | 「うーん…どうなんだろうね」(苦笑) |
別れ道に来て | ||
071 | ルシバ | 「じゃあ…」 |
072 | メソカ | 「あ、うん。えと、ごめんね今日も手伝ってもらって…」 |
073 | ルシバ | 「じゃあ、また」 |
作者のツブヤキ |
小説「The stone of the hope」の台本化です。本編まんまを抜き出し、シナリオにしました。 久しぶりに読み直し、すごく懐かしい感じと面白さを感じました。ほんの半年前に書き直した作品なんですけどねw メソカとルシバのやりとりが好きで、初期に書いた時より大幅に書き直したシーンです。 アズナのキャラ設定がナイスバディーで、そのためか体を張ったネタが今後とも数多く出そうな予感。それがそれでまた楽しめるのかなって思います。 物語はまだ冒頭。ここから物語ははじまる |
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