シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♂:1♀:3不問:2 |
総セリフ数 | 112 |
製作日 | 2008/11/10〜2008/11/11 |
概要説明 | クリスマス・イヴにコンビニバイトをしていた主人公のもとに幼馴染が現れる。 久しぶりの再会にあまり変わらない者同士であることを喜びつつ、二人で街へと出かける。 彼女の様子が少々おかしい…。実は彼女。彼氏に衝撃的なフラれ方をしていた。 |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 | 8分程度 【〜10分】 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
奥山 良介 (おくやま りょうすけ) |
54 | ♂ | コンビニバイトの高校二年。 |
森山 美雪 (もりやま みゆき) |
25 | ♀ | 良介の幼なじみ。学校も離れ離れで疎遠になりがちだった。優しく思いやりのある子 |
千葉 友里 (ちば ゆり) |
18 | ♀ | コンビニバイト先の先輩。大学一年。元気で明るく愛想もよい |
店長 | 7 | ? | コンビニバイト先の店長。存在そのもの自体がいやらしい |
客 | 5 | ? | トイレのためだけに登場! |
佐藤 花子 (さとう はなこ) |
3 | ♀ | 美雪の友達。余計なことまで口走ることのあるお節介娘 |
001 | 友里 | 「いらっしゃいませー!聖なる夜に当店のクリスマスケーキは如何ですかー?」 |
002 | 奥山 | 「ふわぁー…はわわわっ。んん、よくやるなぁ…千葉先輩。おかげで中でぬくぬくな俺」 |
003 | 友里 | 「はい、ありがとうございます。2500円になりますー」 |
004 | 奥山 | 「ガランとしたコンビニは退屈だわ」 |
ガー(客が店内に入ってくる) | ||
005 | 奥山 | 「いらっしゃいませー」 |
006 | 客 | 「すみませーん。トイレどこですか?」 |
007 | 奥山 | 「へ?」 |
008 | 客 | 「トイレです。トイレ」 |
009 | 奥山 | 「あぁ…トイレデスか。…すぅっ、ありません」(息吸って営業スマイル) |
010 | 客 | 「じゃあ、あなたはどこ使っているんですか?」 |
011 | 奥山 | 「あなたにお貸しできるトイレはご用意していません」 |
012 | 客 | 「あるんですね?どこ、どこ?どこにあるんです?」(焦り始め) |
013 | 奥山 | 「温めますか?」(コンビニ口調で) |
014 | 客 | 「は、話にならないっ!」(激怒、店内から出て行く) |
015 | 奥山 | 「あなたとお話する気はないですよー…っだ」 |
016 | 店長 | 「あたしはお話しすることがあるんだけどねぇ、お・く・や・ま・く・ん?」(いやみっぽく) |
017 | 奥山 | 「店長!?」 |
018 | 店長 | 「ゆりちゃぁんは、あーんなに寒い外で健気に頑張っているというのに、何であなたがぬくぬくしてるのかしらぁ?」 |
019 | 奥山 | 「な、何ででしょうかね」(苦笑) |
020 | 店長 | 「倉庫にトナカイの着ぐるみがー…」 |
021 | 奥山 | 「あー、ミニスカサンタの面汚しになっちゃいますので丁重にお断りを…」 |
022 | 友里 | 「店長!ヘルプです!!」 |
023 | 店長 | 「はい、はぁい」 |
024 | 奥山 | 「頑張ってくださいっ!」 |
025 | 店長 | 「ちゃんとやんないとあなたの弁当、消費期限ラベル張り替えておくわよ」 |
026 | 奥山 | 「タチ悪ぃ…」 |
027 | 店長 | 「なんか言ったかしらぁ?」(出かけて振り向く) |
028 | 奥山 | 「いえ、何も!」 |
029 | 友里 | 「ひゃぁ、しゃむしゃむ…」(小走りで店内へ) |
030 | 奥山 | 「お疲れさまです、千葉先輩」 |
031 | 友里 | 「ちょっとお手洗い借りるねー」 |
032 | 奥山 | 「はいはいー」 |
033 | 友里 | 「はぁ…いろいろピンチだったー」 |
034 | 奥山 | 「ほんとお疲れさまです…自分ぬくぬくしていてスミマセン」 |
035 | 友里 | 「まぁまぁまぁ。こゆうのは先輩である私がやんないと…ねっ?」 |
036 | 奥山 | 『ホントいい人だー』 |
037 | 友里 | 「にしてもこの格好ちょっと寒いよー」 |
038 | 奥山 | 「太ももまで真っ赤ッスね。その内、服と区別つかなくなるかも」 |
039 | 友里 | 「ボディペイント?ちょっとやらしい…クス」 |
040 | 奥山 | 「やらしいのは店長ッスよ?」 |
041 | 友里 | 「あ、知ってる?去年までこのスカート。もうちょっと長かったんだよ?」 |
042 | 奥山 | 「え?」 |
043 | 友里 | 「店長、これ短くしたの。布の裁ったあとあるもん」(ひそひそと声をひそめる) |
044 | 奥山 | 「うわぁ…最低ッスね。来年は見えるかも…」 |
045 | 友里 | 「したら、おっくんが着てね♪」 |
046 | 奥山 | 「ちょっ」(焦) |
047 | 友里 | 「寒いけど、たまには地味な店員服じゃないのって楽しいよ?」 |
048 | 奥山 | 「遠慮しときます」 |
049 | 友里 | 「あはは。来年楽しみにしてるよー。そろそろ行くね!」 |
050 | 奥山 | 「あ、はいっ。あ、これ!」(カイロ投げる) |
051 | 友里 | 「わっ、ととっ。お?店の?」 |
052 | 奥山 | 「自前ッス!」 |
053 | 友里 | 「サンキュッ♪あとで先輩がケーキおごってあげる」(片手振りながら出て行く) |
054 | 奥山 | 「やっぱいい先輩だなぁー…よし、あと30分頑張ろう」 |
ガーッ(人が入ってくる) | ||
055 | 美雪 | 「すみません…」 |
056 | 奥山 | 「ん?」 |
057 | 美雪 | 「すみません…、これお会計お願いします」 |
058 | 奥山 | 「会計?あぁ…バイト中だった」 |
059 | 美雪 | 「くすくす…お願いします」 |
060 | 奥山 | 「120円になります。…温めますか?」 |
061 | 美雪 | 「アイスをチンしちゃったら溶けちゃいますよっ」(少し慌てる) |
062 | 奥山 | 「あ、アイスだった。スミマセン」 |
063 | 美雪 | 「良介君は相変わらず。だね」 |
064 | 奥山 | 「は?」 |
065 | 美雪 | 「美雪だよー。あ、溶けちゃうから食べちゃうね」(アイスを取り出す) |
066 | 奥山 | 「あぁ。美雪か。寒い日にアイスを食べる習慣は未だ健在か」 |
067 | 美雪 | 「よかった、覚えてたね。久しぶりだねー。えと…この後忙しいかな…?」 |
068 | 奥山 | 「この後って、バイト後?」 |
069 | 美雪 | 「うん」 |
070 | 奥山 | 「帰って寝るだけだけど?」 |
071 | 美雪 | 「よかったらクリスマスパーティーやらないかな?」 |
072 | 奥山 | 「二人で?」 |
073 | 美雪 | 「うん。嫌かな?一人で歩くの大変だからさ」 |
074 | 奥山 | 「彼氏もどきか…ま、いいぜ。相手いないし」 |
075 | 美雪 | 「あんがと…」 |
076 | 奥山 | 「少し待ってろ。今切り上げるからさ」 |
077 | 店長 | 「汗流しながら凍える思いで働いてる中、あなたはぁ、あったかぁいお布団のもとに帰るわけですか」 |
078 | 奥山 | 「スミマセン」 |
079 | 友里 | 「あ、お疲れー。も少し待っててくれればお茶いけるけど…」 |
080 | 奥山 | 「あ、またの機会にお願いします。今日は用事ができたんで」 |
081 | 友里 | 「はーい、いいよいいよ。恩は忘れないから♪」 |
082 | 美雪 | 「良介君、行こっか」 |
083 | 奥山 | 「おう」 |
084 | 奥山 | 「すげぇ人だな…」 |
085 | 美雪 | 「あれ…ケーキ屋さんどこも閉まってるね…」(がっかりしたように) |
086 | 奥山 | 「当たり前だろ。今何時だと思ってるんだ?22時だぞ」 |
087 | 美雪 | 「もうそんな時間なの?」 |
088 | 奥山 | 「もうって…お前が来たのが21時半だったんだぞ?」 |
089 | 美雪 | 「そだったっけ…ごめんね」 |
090 | 奥山 | 「さっきから携帯見ているから時間気にしてるのかと思ったんだが?」 |
091 | 美雪 | 「見てなかった…。んーどうしよっか……」 |
092 | 花子 | 「あれ?美雪?」 |
093 | 美雪 | 「あ…」 |
094 | 花子 | 「彼氏と会えたんだ?よかったね。彼氏さんも美雪を待たせて…ダメな男ね」 |
095 | 奥山 | 「彼氏?」 |
096 | 美雪 | 「あ…えと、花ちゃん、またね!!」(奥山の手をひいて走りだす) |
097 | 奥山 | 「うわっ…美雪っ!?」 |
098 | 花子 | 「どしたのかな?美雪…」(呆然と呟く) |
099 | 奥山 | 「一体どうしたんだよ、美雪」 |
100 | 美雪 | 「ごめん。うん、ごめんね…」 |
101 | 奥山 | 「彼氏と待ち合わせだったんじゃ…」 |
102 | 美雪 | 「二時間待ってても来なくて…。すっぽかされちゃった…てへっ」 |
103 | 奥山 | 「それって最低だな」 |
104 | 美雪 | 「きっと忙しかったんだよ。仕方な……」(彼氏が他の人と歩いているのを見つける) |
105 | 奥山 | 「おい、大丈夫かよ」(泣き始めた美雪に焦る) |
106 | 美雪 | 「ごめん…ごめんね。良介君に心配かけてるね…」(涙声) |
107 | 奥山 | 「あのさ…ケーキじゃないけど、ラーメンでも食べに行くか」 |
108 | 美雪 | 「ラーメン…?」(涙声) |
109 | 奥山 | 「サンタはラーメンをプレゼントすんだ。さ、行くぞ」 |
110 | 美雪 | 「何それ」 |
111 | 奥山 | 「あったまって素敵なクリスマス過ごすぞ」 |
112 | 美雪 | 「うん!」 |
作者のツブヤキ |
今回はもうすぐ12月ということで、『クリスマス』の話題を作ってみました。(時期はずれに見ている方スミマセン) 【聖なる夜に幸せを。】この時期、街を歩けばあちこちで幸せを見ることができます。 幼い娘の笑顔を思い浮かべながら帰路を急ぐぬいぐるみを抱えたお父さん、笑いながら腕を組んだり、1つのマフラーを2人で巻くカップルなど。 見ていて微笑ましい光景です。(同時に羨ましいと思うのはナイショ) 当初は彼らが自宅へ行くまでのところまでを予定していましたがセリフ数的にこんなもんでいいかということで、 敢えてここで終わらせてみました。 私個人的には千葉先輩が好きです(きいていない)。何でも明るく活発で気配り上手、文句を言わない。そんな方が近くにいたらつい身震いしそうです(いい意味で) 感じ的には先輩のフラグ立てていいのかなって思ったりなんなり… これからクリスマスを迎える皆さん…よきクリスマスを。メリークリスマス!! |
(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります) |